仮想通貨はビットコインだけじゃない!

アルトコインの種類

仮想通貨といえば、ビットコインがとても有名です。やはり、最初に世の中に出てきて世界に広まるというのは、先行者利益があるのでしょう。このため、「仮想通貨といえば、ビットコイン」「ビットコインといえば、仮想通貨」というイメージさえあるかもしれません。

しかし、世の中にはビットコイン以外にも数多くの仮想通貨があります。なぜでしょうか。

理由は簡単です。「ビットコインのプログラムはすべてが公開されているから」です。

ビットコインはP2Pの環境で稼働しています。すなわち、中央管理者がなく、ビットコインのネットワークに参加しているコンピュータ(ノードと呼ばれます)一つ一つにプログラムをインストールして稼働させています。

そこで、ビットコインのプログラムを調べて手を加えれば、技術のある人ならば新しい仮想通貨を作ることができます。

ビットコイン以外の仮想通貨をまとめてアルトコイン(altcoin)と呼びます。日本語にすると「その他の通貨」という意味になります。

仮想通貨の種類

では、そのような仮想通貨は全部で何種類あるのでしょうか。

これを特定することはとても難しいです。というのは、今この瞬間にも新しい仮想通貨が公開されているかもしれませんし、誰にも知られずにいる仮想通貨もあるのでは?と予想できるからです。

少なく見積もって1,000種類はあると予想できます。1,000種類もあったら、いったいどんな仮想通貨があるのかという把握さえ難しいでしょう。

しかし、実際に送金したりトレードしたりしようとすると、選択肢はとても小さくなります。というのは、広く一般に活発に使われていないと実行できないからです。

ビットコインに加えて、取引量が多い(すなわち、人気の高い)仮想通貨は以下の通りです。時価総額の多い順に10通貨を掲載しています(2017年12月時点)。coinmarketcap.comからの引用です。

時価総額トップ10

アルトコインの時価総額順位(2017年4月)

上の表を見ますと、ビットコインの取引量や認知度が圧倒的だと分かります。しかし、5年~10年経過したのちも同じ状況かどうかは分かりません。そこで、比較的取引量の多いアルトコインについては、名前くらいは知っておいても良いかもしれません。

10通貨の名称と取引する際の単位を表にしておきます。

名称 単位
Bitcoin(ビットコイン) BTC
Ethereum(イーサリアム) ETH
Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ) BCH
Litecoin(ライトコイン) LTC
Ripple(リップル) XRP
IOTA(アイオタ) MIOTA
Dash(ダッシュ) DASH
NEM(ネム) XEM
Monero(モネロ) XMR
Bitcoin Gold(ビットコインゴールド) BTG

また、上図にある仮想通貨を四角で囲みました。これらのアルトコインについては、日本の取引所で売買できます。

アルトコインを売買できる取引所

コインチェックは、全部で10種類以上の仮想通貨が取引可能です。今後も取引可能な仮想通貨が増えると期待できますので、要チェックの取引所です。別記事でCoincheckの特徴をまとめましたので、あわせてご覧ください。

Zaifはモナコインを取引できるのが特徴です。

モナコインは、日本産の仮想通貨です。元々は、ライトコインを元に作られた「遊び用」の仮想通貨でしたが、多くの人の間で安定して流通しています。この結果、主要な仮想通貨の一つとみなされるほどになりました。

モナコインの特徴については、別記事「モナコインとは?買い方,使い道,今後の相場」でまとていますのでご確認ください。

なお、第10位の青枠部分にビットコインゴールド(Bitcoin Gold)があります。これは、ビットコインから分岐して開発された仮想通貨です。2017年12月時点で、主要な国内取引所では売買できませんが、ビットフライヤー(bitFlyer)で取扱い予定となっています。

アルトコインの特徴

次に、アルトコインの特徴を概観しましょう。アルトコインには様々な種類があるので、それをまとめて特徴を見出すのは少々無理があります。

しかし、ビットコインのプログラムを元にして作られてきたという理由もあり、「ビットコインで懸念されている内容を修正している」というアルトコインもあります。

ビットコインで指摘されている懸念などは、例えば以下の通りです。

これを改善して、「ブロックチェーン作成ペースは数分に1回」「採掘に要するエネルギーはわずか」というシステムを導入しているアルトコインもあります。

ここでは、その例をいくつか確認しましょう。

リップル(XRP)

リップル社が開発している仮想通貨です。特定の一社が開発しているという点で、ビットコインとは性格が大きく異なります。ビットコインは銀行システムとは独立した存在ですが、リップルは銀行システムを改善しようとするシステムです。

詳細は別記事「リップル(Ripple)とは?ビットコインと比べると良く分かる!」でご確認ください。

イーサリアム(ETH)

アルトコインの代表格といえるのが、このイーサリアムです。イーサリアムのシステムを利用して、別のビジネスを開発・展開できるのが特徴です。投資資金を集める仕組み「ICO」において、イーサリアムを使う例が多数あります。

詳細は別記事「イーサリアムの仕組み-ビットコインとの違い」でご確認ください。

次のページでは、アルトコインの種類と将来性について考えてみます。投資を検討する場合の参考になるかもしれません。

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