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ビットコインに投資する価値

はじめに

ビットコインに投資すべきでしょうか。これを考える前に、「投資」という言葉は使う人によって異なりますから、意味をはっきりさせましょう。

ビットコインに投資すべきかどうかとは、すなわち「ビットコインを買って持てば、いつの日かビットコイン価格が上昇して儲かるのか?」という意味だとしましょう。

こう考えるとき、「株を今買えば上昇するだろうか?」「米ドル/円(USD/JPY)を買えば儲かるだろうか?」と同じ質問をしていることに気づきます。この質問に対する回答は「将来のことは分からない」しかないはずです。

しかし、そうは言っても、少額で構わないからビットコインを始めとする仮想通貨に投資する価値があると思います。

その理由を考察するとともに、ビットコインの投資プランを検討しましょう。

ビットコインに投資すべき理由

では、なぜビットコインに投資すべきなのでしょうか。それは、少額でも自分のお金を投入すると、否応なしに投資対象への関心が高まるからです。

ビットコインに関心がない場合、ニュースで仮想通貨が報道されても、全く何も感じないでしょう。しかし、500円のような少額であってもビットコインを持っているならば、情報への反応や興味の示し方が全然違うと思います。

「今日はこんなに上がった!」
「最近は少し停滞気味だな・・・」

ビットコインの価格動向に関心を持つはずです。すると、価格が変動する理由は何だろう?だったり、ビットコインの仕組みはどうなっているのだろう?だったり、さらには、どうして世の中は仮想通貨への関心が高いのだろう?といったことに関心が広がっていきます。

500円の投資で、このように自分の知的世界が広くなるのは素晴らしいことです(ビットコイン価格が上昇して儲かるならば、さらに素晴らしいです)。

この場合、「価格は上昇するかな?」「ビットコインは儲かるのかな?」という意味の投資だったはずが、自分の知的水準を引き上げるという意味の投資として機能しています。

仮に損することになっても、500円なので問題ありません。自分の知見が広がることを考えたら、数百円なんて安いものです。

本格的に投資するかどうかについては、知識を身に着けてから決めても全然遅くありません。知識があれば、失敗する確率を減らし、成功する確率を高められると期待できます。

ビットコイン投資の優位性

仮想通貨には、ビットコインを始めとして、様々な仮想通貨があります。では、ビットコインは他の仮想通貨に比べて、どれほど優位性を持っているでしょうか。

ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップル、ビットコインキャッシュの5つについて、週足チャートを見ながら確認しましょう。2017年10月以降の表示です(DMM Bitcoinからの引用)。

ビットコイン週足チャート

BTC/JPY週足チャート(2017年~2019年)

イーサリアム週足チャート

ETH/JPY週足チャート(2017年~2019年)

ライトコイン週足チャート

LTC/JPY週足チャート(2017年~2019年)

リップル週足チャート

XRP/JPY週足チャート(2017年~2019年)

ビットコインキャッシュ週足チャート

BCH/JPY週足チャート(2017年~2019年)

いかがでしょうか。どれも同じような値動きに見えるでしょうか。明らかに、ビットコインが最も強いです。

ビットコイン以外の4つの仮想通貨は、下落トレンドが終わっていないように見えます。今後も、2017年10月以来の安値を更新するかもしれません。

ビットコインも、これから下落に転じるかもしれません。しかし、この記事を投稿した時点で、2017年末に記録した高値(200万円台)の半分まで戻しています。

「安値を更新するか」と、「高値の半分まで戻した」状態の違いです。大きく異なります。

ビットコインが強い理由

なぜ、この差が出るのでしょうか。2017年までのビットコインを取り巻く状況と、この記事を投稿した2019年9月現在の違いについて、いくつか挙げてみます。

【2017年】

  • ビットコインって、何?(良く分からない人が多数)
  • 機関投資家がビットコインを買うなんて、考えられない

【2019年9月】

  • 金(ゴールド)とビットコインはどちらが良いか?が議論される
  • 機関投資家がビットコインに資金を投下している

わずか数年で、ビットコインの認知度も信頼度も、劇的に上昇しました。機関投資家が資金を投入するには、とても高いハードルをいくつも越えなければなりません。

と言いますのは、機関投資家は、自分のポケットマネーで運用しているわけではないからです。お金を出している人がいます。彼らに合理的な説明ができなければ、資金を投入できません。

ということは、資金を出している人も、機関投資家も、ビットコインは投資に値すると判断しているということです。

金(ゴールド)と比較してどちらが良いか?と議論されるくらいになりました。何千年も前から富の貯蔵手段として信頼を得てきた金(ゴールド)と、比較されるまでになったのです。

では、機関投資家は、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)に資金を投下しているか?です。

詳細は不明ですが、チャートの値動きを見る限り、ほとんど資金は入っていないのでは?と予想できます。機関投資家の投入額は、個人とは桁違いです。機関投資家が参入しているならば、価格にもそれが反映されるでしょう。

すなわち、ビットコインへの投資は、アルトコインに比べて優位性があると言えそうです。

ビットコインへの投資プラン(例)

さて、ここでビットコインのチャートをもう一度確認しましょう。2017年1月(チャートの左端)では、1ビットコインは10万円くらいでした。それが、2017年12月は200万円を優に上回っています。

BTC/JPYチャート(2017年~2019年)

価格が急上昇して素晴らしい!と思いきや、2019年1月には50万円を下回る水準まで下落しました。大きな値動きです。

このチャートを見ると、「10万円の時に買って、200万円を超えたところで売っていればなあ…」という気分になってしまいます。もっと前に買えば、10万円以下で買うことも可能でした。

ところが、2019年中ごろには、150万円近くまで上昇しています。わずか半年で、3倍以上の値上がりです。

ビットコインは、この価格上昇力が魅力的です。

そこで、以下の投資プランが考えられます

今後も上昇すると考えるとき

投資資金の半分か、あるいはもう少し多いくらいを使ってビットコインを買います。

もしかしたら下落してから反転上昇するかもしれません。そこで、下落時に買うために、資金をいくらか残しておきます。全額を一気に使ってしまわないのがコツです。

いったん下落してから上昇すると考えるとき

この場合は、いったん下落するのを待ってから買います。予想は外れるものですから、その時に備えて、始めにいくらか買っても良いでしょう。

どうなるか分からないけれど、ビットコインを買いたいとき

この場合は、価格が安くなるたびに少しずつ買うという方法があります。現在値で少しだけ買って、価格が下落したら再び少しだけ買って…を繰り返します。

どこかで反転すれば、含み益になりますので成功です。価格が下落する場合、今までよりも安く買えますのでOKです。平均買値も安くなりますので、価格が上昇に転じるときに有利です。

2019年の安値は40万円くらいですから、そこまでの下落を見越して資金配分しても良いでしょう。

ビットコイン以外に目を向ける

ビットコインに加えて、他の仮想通貨(アルトコイン)に目を向けるという投資プランもあるでしょう。

注目が少ないうちに買っておいて、いつの日かやってくる(だろう)急上昇に期待するという投資です。

アルトコインの中には、上のビットコインと同様に、価格が急上昇した例が数多くあります。一方で、残念ながら期待通りにいかない場合もありました。例として、Super Bitcoinを確認しましょう(coinmarketcap.comから引用)。

superbitcoinローソク足チャート(2019年)

Super Bitcoin(スーパービットコイン)

2017年12月16日:346.13米ドル
2019年9月8日:2.74米ドル

2017年12月に300ドルを超えていた価格が、2019年9月には100分の1以下になっています。このような仮想通貨を買ってしまったら残念です。

難しいのは、上昇するか下落するかについて、事前には分からないということです。しかし、仮想通貨は少額から買えるというメリットがあります。このメリットを最大限に活用した投資プラン(案)をご紹介しましょう。

仮想通貨への少額投資プラン(案-1)

ほとんどの投資先で失敗しても、1つか2つの仮想通貨が大暴騰すればOK!という投資方法です。

1通貨当たりの投入額を1,000円にした場合、10通貨に投資しても1万円です。夢を買うという宝くじ的要素がある投資方法ですが、検討できると思います(その結果については、もちろん運ですので分かりませんが)。

なお、ここでは例として10通貨としましたが、何を買っても良いというわけではありません。例えば、下のチャートをご覧ください。Tether(テザー)です。

Tether(テザー)チャート(2019年)

この仮想通貨は、価格が1米ドルに固定されるように設計されています。よって、グラフでは上下に激しく動いたように見えますが、何年にもわたって0.9ドル~1.1ドルくらいの範囲でしか動いていません。

仮想通貨に限らず、株でも何でもそうでしょうが、「自分が買おうとしているのは何か」を事前に確認してから買いましょう。

ビットコイン以外の仮想通貨について知りたい

なお、ビットコイン以外の仮想通貨に投資しようにも、いったいどんな仮想通貨があるのか、雲をつかむような話かもしれません。

この、ビットコイン以外の仮想通貨をまとめて「アルトコイン」と言います。アルトとは「別の」という意味です。アルトコインの概要について別記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

どの取引所で買う?

次に、どの取引所で仮想通貨を買うか?という問題が出てきます。慣れてくれば、海外の取引所で多数の仮想通貨を売買できるようになるでしょう。しかし、少なくとも初心者のうちは、安全な国内の取引所で売買したいです。

日本では2017年4月に仮想通貨に関する法制度が完備され、安全度が高くなっています。

各取引所が取り扱う仮想通貨の種類につきましては、別記事「ビットコイン取引所・販売所比較【取引できる仮想通貨の種類】」でまとめましたので、参考にして下さい。

この観点から考えるとき、coincheck(コインチェック)は有力な取引所です。国内業者であり、取引可能な仮想通貨は10種類にもなります。口座を作っておく価値があるでしょう。

coincheckの特徴につきましては、別記事でまとめましたのでご覧ください。

仮想通貨への投資プラン(案-2)

上のプランは、自己資金を投入しています。一方、自己資金を投入しないで仮想通貨をもらい、そして増やしていく方法もあります。少しとはいえ無料でもらえますので、ビットコインや仮想通貨を始める第一歩として最適かもしれません。以下の記事でご確認ください。

ビットコインの入手方法

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