仮想通貨の世界は発展がすさまじく、以前常識だったことが1年後には通用しなくなる場合もあるでしょう。そこで、「仮想通貨と言えばビットコイン」と言っても過言でなかった2017年から、2018年はどのように変化したでしょうか。

仮想通貨の時価総額の面で確認しましょう。なお、この記事の時価総額データはcoinmarketcap.comからの引用です。

2017年の仮想通貨の時価総額

最初に、2017年初めの状況を確認しましょう。時価総額が10万米ドルを超える仮想通貨において、ビットコインの占める割合がどれくらいあったか?です。

仮想通貨の時価総額シェア円グラフ(2017年2月)

さすがビットコインです。圧倒的なシェアを占めています。仮想通貨全体の85%を占めています。第2位にイーサリアムがあります。第3位以下は「その他」という扱いでも問題ないでしょう。

それくらい、ビットコインは圧倒的でした。なお、2017年の仮想通貨シェア詳細につきましては、別記事「【2017年】ビットコインの時価総額と市場規模」でご確認ください。

2018年の仮想通貨の時価総額

では、2018年1月16日時点の時価総額シェアを確認しましょう。2017年と同じく、時価総額が10万米ドルを超える仮想通貨を対象とします。

仮想通貨の時価総額シェア円グラフ(2018年1月)

1年前(2017年1月)に85%のシェアを占めていたビットコインですが、わずか1年後には26%にまで低下してしまいました。

ただし、ビットコインの時価総額が減少したわけではありません。アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)が大躍進したことが原因です。

ビットコインは、マイニングで10分ごとに新しいビットコインが産出されます。すなわち、10分ごとにビットコインの総数は増え続けています。

また、下のチャートでご覧いただけますとおり、ビットコイン価格は大きく上昇しました。すなわち、時価総額はとても大きくなりました(チャートは、Zaifから引用)。

BTC/JPY日足チャート(2018年1月)

ビットコインは、決して衰退したわけではありません。アルトコインの勢いがすさまじかったということになります。

アルトコインの種類が激増

実際、アルトコインの数は1年間で大きく増えました。時価総額が10万米ドル以上の仮想通貨の数を比較しますと、以下の通りです。

10万ドルに満たない仮想通貨も加えますと、1年で1,000種類くらい増えているかもしれません。すなわち、毎日3つくらいの新仮想通貨が誕生していることになります。

その中には、全く人気が出ずにハズレの仮想通貨もあるでしょう。しかし、多くの人気を集めたアタリの仮想通貨もあるでしょう。アタリの仮想通貨が増えた結果、ビットコインの時価総額シェアが小さくなったと考えられます。

仮想通貨を作れる技術者から見れば、新仮想通貨にチャレンジしない理由はありません。自分の技術だけで、もしかしたら数年後には億万長者になれるかもしれないのです。

よって、今後も仮想通貨の種類は増えていくと予想できます。

時価総額上位10位を確認

ここで、2018年1月16日時点の、時価総額上位10傑を確認しましょう。下の円グラフの通りです。

仮想通貨の上位10個時価総額シェア円グラフ(2018年1月)

2017年1月時点では存在していなかったか、あるいは注目度が小さかった仮想通貨がいくつもあります。2位は依然としてイーサリアムですが、日によっては、3位のリップルが2位になることもあります。

それくらい、順位変動が大きいです。

1位のビットコインと2位のイーサリアムを比較しますと、その差は20%くらいです。1年前は比較できないくらい圧倒的な差があったことを考えますと、2019年1月には、もしかしたらビットコインは1位の座を明け渡しているかもしれません。

もしかして、上位10個の円グラフから転落するかもしれません。さすがに、10位から転落というのは書き過ぎの感があります。しかし、仮想通貨の世界では、何があってもおかしくないと思わせるくらいのダイナミックな動きがみられます。

今後も、仮想通貨の成り行きから目が離せません。

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