

スマホは持っているけれど、PCは持っていないというユーザーが増えてきました。これに合わせて、取引所各社はスマホアプリを続々と導入しています。
そこで、取引所最大手の一つであるビットフライヤー(bitFlyer)のスマホアプリを探検しましょう。どれくらい使いやすいでしょうか。
ビットフライヤーのスマホアプリ評価
スマホアプリの良い点は、ユーザーの評価を直接見られることです。PCのソフトにはない機能です。まずは、ユーザーの評価から確認しましょう。

評価とレビュー
「評価とレビュー」を見ますと、4.2です。最高が5点で最低が1点ですから、極めて高評価だと言えます。
ユーザーの希望から言えば、限りなく5点に近いスマホアプリが欲しいでしょう。しかし、それは大変なことです。というのは、ユーザーごとに評価する基準が異なるからです。
- チャート機能を重視したい
- 簡単に取引できる方が重要だ
- 価格表示が見やすいように
- 自分の口座情報が分かりやすいほうが良い
ユーザーは様々な希望を持っています。すべての機能をスマホの小さい画面に導入すると、画面がゴチャゴチャして見づらくなるでしょう。また、メニューを増やし過ぎても、分かりづらくなります。そこで、掲載する情報を思い切って厳選し、見やすさを追求します。
しかし、押さえるべき点はしっかりと押さえます。
こうして作った万人向けのアプリで、ユーザー評価が4.2です。素晴らしい評価です。極めて使いやすいスマホアプリという理解で良いでしょう。
ビットフライヤーのスマホアプリの機能
では、ビットフライヤーのスマホアプリで何ができるか?を確認しましょう。スマホですから、難しい操作は必要ありません。感覚的に操作できます。下は、ログイン直後の画面です。

売買方法
仮想通貨を売買するには、販売所または取引所を選択したうえで、自分が取引したい仮想通貨名をタップします。デフォルト画面では販売所が選択されています。
販売所でビットコインを売買
下の画像で、「販売所」「ビットコイン」をタップします。

すると、販売所の画面に切り替わります。数量を指定して、赤の「買う」または、緑の「売る」をタップしますと売買できます。

なお、この画面を横にスライドしますと、全部で4つの画面があることが分かります。「全注文履歴」「チャート」「取引画面」そして「取引履歴」です(上の画像は取引画面です)。操作性が良く、ストレスなく操作できます。
そして下の画像は、「取引所」と「ビットコイン」を選択した場合です。シンプルでありながら、注文板の状況が良く分かる作りになっています。

ビットコインのローソク足チャート
スマホアプリを使う場合、気になるのがチャートです。スマホは画面が小さいですから、PCのような細かいチャート表示は難しいです。しかし、あまりに簡潔な表示だと、売買チャンスを確認しづらいです。
ビットフライヤーのスマホアプリのチャートはどうでしょうか。下をご覧ください。

チャートを見やすくする工夫を確認しましょう。
工夫1:価格表示部分にもローソク足を表示
PCの場合、縦軸の価格表示部分にはローソク足を表示しないのが通常です。しかし、スマホは画面が小さいですから、画面いっぱいにローソク足を表示したいです。そこで、スマホ画面の左端までローソク足を表示しています。
工夫2:インジケーターなし
インジケーターとは、移動平均線やMACDといったものです。あえてインジケーターを表示しないことにより、見やすいチャートを実現しています。
自分の資産状況確認
売買したら、自分が持っている仮想通貨の数量を確認しましょう。また、自分の仮想通貨の評価額も確認したいです。その場合、トップ画面上にある「総資産」部分をタップしましょう(下の画像の赤枠)。

すると、下のように、仮想通貨ごとの保有数量と総資産を確認できます。この画面で仮想通貨の名前部分をタップしますと、その仮想通貨の入出金ができます。

この画面を見れば、自分の資産状況が一目瞭然です。
上の画面では、総資産185円と寂しい状態です。売買や入出金を繰り返した結果ですが、保有数量がもう少し多い時にスクリーンショットを取れば良かったかな?という感じです(イーサやビットコインキャッシュに、取引を繰り返した名残があります)。
PCユーザーにも使い勝手が良い
自分はPCだけで取引するからアプリは不要だ、という場合もあるでしょう。しかし、上の画像を見ていただければ分かりますとおり、資産状況がとても分かりやすく表現されています。
仮想通貨は、時々大きく変動します。その時に売買したいと思うかもしれません。スマホはいつでもどこでも使えるのが魅力です。とりあえずアプリを入れておくだけでも価値があるでしょう。