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ビットコインで利益を狙う方法

ビットコインを売買できる取引所はいくつもありますが、取引価格は取引所ごとに異なります。公開株式のように、日本全国どの証券会社で買っても価格が同じというわけではありません。

ということは、です。「取引所によってビットコインの価格が大きく異なる」場合があるでしょう。今回は、この価格差を狙って利益を得る方法を考えます。

ビットコイン取引所間の価格差を狙う

取引所間の価格差イメージ

下の画像は、板情報です。板情報とは、取引参加者の発注を表にまとめたものです。左側はビットバンク(bitbank)の取引所、右側はコインチェック(Coincheck)の取引所の板です。

bitbankとcoincheckの板情報画像(2019年9月14日)

板情報を見れば、「いくらでどれくらいの数量の売買ができるか」が分かります。例えば、右側の板で、青枠内の数字を見ますと、以下の通りです。

これは、「1BTCあたり1,115,998円で0.405ビットコインの買い注文が出ていますよ」という意味です(BTCはビットコインの数量を示す単位です)。この値段で売ってもいいなと思えば、売ることができます。

また、そのすぐ上の赤枠内の数字をみますと、以下の通りです。

これは、「1BTCあたり1,116,000円で0.4444ビットコインの売り注文が出ていますよ」という意味です。この値段で買ってもいいなと思えば、買えます。

ビットバンクとコインチェックの板情報を、今一度確認しましょう。

買いたい場合

売りたい場合

ということは、ビットバンクでビットコインを買って、その瞬間にコインチェックで売れば、差額が利益になります。しかも、ノーリスクです。

さて、この案は実現可能でしょうか?

このビットコイン取引で利益を得る条件

このビットコイン取引で利益を得るには、条件が2つあります。

条件1:買ったビットコインを、即座にもう一方の取引所に送金できること。

ビットコインを買って、送金して、そして売ります。相場ですから価格はどんどん変わっていきます。送金に時間がかかってはいけません。

しかし、ビットコインの送金には最低でも10分程度の時間が必要です。ということは、この価格差を使った方法は利用できないことになります。何か対策が必要です。

条件2:一定の価格差があること

さらに、一定の価格差も欲しいです。厳密には、1円でも差額を取れれば利益になります。しかし、トレードですから、できるだけ大きい利益を狙いたいです。

ビットコイン取引所間の価格差で稼ぐ手順

まず、条件1をクリアする方法を考えましょう。具体的に数字を出しながら考えます。ビットバンクとコインチェックの両方の口座に、以下の資金を準備します。

例:両口座に準備する資金
ビットコイン:0.1BTC
現金:200,000円

あらかじめビットコインを持っている場合は、それぞれの口座に分割して送金します。手元になければ、入金した資金でビットコインを買います。

両口座合計で、ビットコインは0.2BTC、現金は40万円ということになります。

上の板情報に基づいて、ビットバンクで0.1BTC買って、同時にコインチェックで0.1BTC売ります。なお、成行で売買しても良いですが、注文が成立する瞬間だけ期待外れの数字が出てしまい、高値で買ったり安値で売ったりする失敗が出てしまうかもしれません。

このミスを防ぐには、「板情報に出ている最安の売値よりも、少し高い価格で指値買い」「板情報に出ている最大の買値よりも、少し低い価格で指値売り」をすれば安全度が高くなります。

注文が成立する瞬間だけ板情報が不都合な状態になっても、指値で指定した価格以上に不利なレートで約定することはありません。

こうして売買を実行した結果、口座は以下の通りになります。

ビットバンク コインチェック
ビットコイン 0.2BTC 0BTC
現金 88,550円 311,599円

2つの口座内訳を合計しましょう。

149円の利益になりました。取引手数料を考えますと、寂しい数字です。

そこで、もっと価格差が大きい時に実行したり、取引数量を大きくしたりすることによって収益を大きくできます。瞬発力の勝負となります。

そして、2回目の取引をするのですが、問題があるかもしれません。それは、「ビットバンクでビットコインを買って、コインチェックで売る」という取引ができないからです。

というのは、コインチェックのビットコインは売ってしまったので、もう手元にありません。

仮想通貨の価格差トレード

この場合の対応は2つあります。

対応1:コインチェックで買い、ビットバンクで売る

これは、第1回目の取引とは逆の取引ができる機会を待つ方法です。

なお、対応1を採用する場合は、取引開始時に「コインチェックにビットコインだけを入金し、ビットバンクには現金だけ入金する」という方法も使えます。

この場合、「コインチェックではビットコインの売り」「ビットバンクではビットコインの買い」のパターンが出るまで、じっくり待ちます。

対応2:ビットバンクで買った0.1BTCをコインチェックに送金し、現金は逆に(銀行経由で)コインチェックからビットバンクに送金する

この場合、1回目の取引前の状態に戻ります。ただし、送金手数料が必要になります。よって、価格差が十分に大きい場合だけ取引する必要があります。

対応1、2いずれを採用する場合も、鍵となるのは「価格差」と「瞬発力」です。それに加えて、取引所が正常に稼働しているという条件も必要です。

ビットコインの値動きは速いので、価格差が大きい機会を待つことが大切でしょう。

その他の注意点としては、取引開始時にビットコインを買う場合です。あらかじめビットコインを持っていなければ買うことになりますが、ビットコインを買った後に価格が下落すると、その分損になってしまいます。

この取引を繰り返せばいずれプラスになると期待できますが、安全重視で慎重に検討しましょう。

一定の価格差

次に、条件2について考察しましょう。条件2は、「2つの取引所間で、価格に一定の差があること」です。

上の考察では、価格差が十分だとは言えないかもしれません。取引数量が0.2BTCだったこともあり、ビットコインの取引で得られる利益はわずかになりました。

2017年を中心とする時期、取引所間の価格差はとても大きい傾向が続きました。しかし、近年は価格差は小さくなっています。そこで、狙い目は「何かイベントがあったとき」です。

仮想通貨業界がざわつくニュースがでるとき、価格差が広がることがあります。そのタイミングを積極的に狙うという方法です。

無料でビットコインをもらって取引

今までの考察を実践に生かして、取引するとしましょう。そして、価格差が大きい場面がやってきました。取引をしてみて、うまくいくでしょうか。

条件がそろっていても、成功しない場合があるでしょう。その理由のひとつは、この取引を経験していないという点がありそうです。経験不足です。

経験なしでいきなりやると、どうしても不安です。しかし、取引しないことには経験値が高まりません。

そこで検討できるのが、「ビットコインを無料でもらって、それを使って取引する」です。無料ですから、何万円分もビットコインをもらえるわけではありません。しかし、練習できます。

いつかやってくるだろう本番に備えて、ビットコインを無料でもらいましょう。

ビットコインを無料でもらう方法につきましては、別記事「ビットコインを無料でもらう確実な方法」でご確認ください。

取引所間の価格差

では、取引所間の価格差は、最大でどれくらいを期待できるでしょうか。これを確認するために、2018年1月16日のビットコインの値動きをチャートで確認しましょう。(ザイフとビットフライヤーの価格差です。)

ザイフ ビットフライヤー
高値 1,713,625円 1,681,000円
安値 1,180,000円 1,015,000円
安値の差 165,000円

ビットコインという同じ仮想通貨について、同じ日の取引価格にも関わらず、この差です。安値の違いがあまりに大きいです。この記事でご案内した方法を知っていれば、もしかしたらこの値動きで比較的大きな利幅を得られたかもしれません。

取引方法を知っていて、そして準備しておく。これが大切でしょう。

GMOコインも加えて、3取引所で取引

さて、この取引ですが、さらにもう一つ工夫できます。「取引手数料が無料の取引所を、もう一つ加える」という方法です。具体的には、GMOコインです。

このメリットは、下の図でご確認ください。すぐにお分かりいただけるでしょう。

2つの取引所で売買する場合:取引チャンスは1つ

bitFlyerとZAIFの価格差で取引

3つの取引所で売買する場合:取引チャンスは最大で3倍!

bitFlyerとZAIFとBITPointの価格差で取引

取引所2つで取引を狙う場合に比べて、3つの取引所だと取引チャンスは最大で3倍になります。この方法をさらに応用して、取引所を4つ、5つと増やすという手法もあります。しかし、今度は価格チェックが大変になります。

価格チェックに便利なツール

そこで参考になるのが、当サイトの「ビットコインのリアルタイムレート表示」です。

このページでは、複数の取引所の価格をリアルタイムでお届けしています。さらに、価格差を自動計算し、どこで買ってどこで売れば有利かを示しています。

すべての取引所に入金して待つわけにはいきません。そこで、何日か画面を眺めて、「どこの価格が安くてどこが高い傾向がある」というのを確認すると、効率的なトレードに役立ちそうです。

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