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なぜビットコインの値動きは大きいのか?

ビットコインは、公開株式や外国為替証拠金取引(FX)のように売買することができます。すなわち、価格が上昇したり下落したりします。ビットコイン価格の変化を確認しましょう。

チャートは、blockchain.infoからの引用です。数字の大きさが小さいので、読みやすいように加工しました。このサイトではビットコイン価格を米ドルで表現しています。よって、縦軸の単位は米ドルです。

最初に、ビットコインが初めて世に出てきた2009年以降の価格推移を確認しましょう。

ビットコインの価格推移(2009年以降の長期チャート)

Bitcoinの価格推移-図1(2009年以降)

2009年以降、しばらく価値が全くない(すなわち、1BTC=0.00USD)という時期が続きました。2011年に価格がわずかに上昇していることが分かります。すなわち、ビットコインの将来性に気づいて買った人がいるということです。

その後も価格が低い状態で推移しましたが、2013年になって突如として価値が上昇しています。ビットコインは誰が買っているかについて情報を得ることができませんが、中国での需要が高まったと言われることがあります。

その後、乱高下を繰り返しながら価格が低下し、2015年末くらいから再び上昇している様子が分かります。2017年初めには、2014年高値付近まで戻しました。その後の急騰ぶりはチャートの通りです。

2014年高値(15万円くらい)は極めて高い価格だといわれていたものですが、その価格がとても安く見えてしまいます。200万円を超える水準まで急騰したのですから、大変な動きです。

どこまで価格が上昇するか注目されましたが、2018年に入ると調整色が強くなっています。価格上昇が急激だったので、その反動も大きいということかもしれません。

1BTCの価格

極めて上下動が大きいことが分かります。次に、2017年8月~2018年3月末の価格推移を、2期に分けて確認しましょう。チャートはビットフライヤーからの引用で、縦軸は円です。

2017年8月~2017年10月中旬

Bitcoinの価格推移-図1(2017年8月~2017年10月中旬)

2017年9月初めに50万円台を記録しましたが、同じ月の半ばには30万円台まで急落しました。たった2週間で20万円の下落です。そして、再び上昇に転じて60万円台となりました。

2017年10月~2018年3月

Bitcoinの価格推移-図2(2017年10月~2018年3月)

2017年10月には50万円前後でしたが、12月には200万円を超えています。わずか2か月間で4倍以上です。しかし、翌年初めには100万円を割り込んでいます。

長期で見ても短期で見ても、ビットコインの価格がとても大きく変動していることが分かります。では、ビットコイン相場は、なぜ値動きが大きいのでしょうか。

ビットコインの価格変動が大きい理由

価格変動の大きさという面では、株式も乱高下する場合があります。

例えば、ある企業で何か事件や事故が発生してしまい、株価が連日でストップ安を付ける場合。あるいは、市場があっと驚く大躍進があって連日ストップ高を付ける場合などです。しかし、株式の場合は、株式を発行している企業業績変動などの理由があって価格が変動します。

一方、ビットコインには業績はありません。ただのデータです。このため、ビットコインの価格変動は、純粋に需給によって引き起こされるということになります。

需要が急激に高まって供給が追い付かなければ、価格が大暴騰するでしょう。逆に、何らかの理由で需要が急減すれば、価格が暴落します。

しかし、それにしても、価格変動が大きいです。その理由の例として考えられるのは以下の通りです。

理由1:市場参加者が疑心暗鬼

ビットコインは利用価値が高いと言われるものの、実態は良く分からない。しかし、儲かるらしい・・・ビットコインは新しい決済手段です。このため、ビットコインの評価はまだ定まっていないか、少なくとも、一般の人々の認知度は低いでしょう。

すると、今後上がるだろうと思いつつ買うとしても、情報に敏感になりがちです。

「価格が上がるぞ!」という情報(あるいは、噂)が流れれば、人が大勢集まり、逆に「危ないぞ!」という情報が流れれば、人が逃げていきます。それが両極端になっている可能性があります。

理由2:市場参加者数や取引量が少ない

市場参加者が少なかったり、取引量が少なかったりすると、価格が乱高下する可能性があります。例えば、取引量が少ないところに、ビットコインが必要になった人が比較的大きな買い注文を出したとしましょう。

すると、その買いに見合うだけの売り注文がなければ、価格が急上昇します。その逆も同じです。

市場参加者が増えて取引に厚みが出てくれば、価格変動がだんだん落ち着いてくる可能性があります。

理由3:ストップ高、ストップ安がない

株式市場の場合、行き過ぎた価格変動を防ぐための仕組みとしてストップ高・ストップ安があります。これは、1日の間に変動しても良い範囲をあらかじめ決めておき、株価がその上限まで変動したら、それよりも価格を大きく変動させないということです。

例えば、東京証券取引所で、株価の前日終値が700円以上1,000円未満の場合、変動しても良い価格の範囲(制限値幅)は150円です。

しかし、ビットコインにはこの制度はありません。需給に応じて、価格はどこまでも変動できます。

理由4:プロが参加していない

相場のプロ(機関投資家など)が参加するには、ビットコインの市場規模はあまりに小さいです。そこで、取引に参加するのはプロでない人々、すなわち、トレードという面で見れば素人が中心になるでしょう。

すると、プロならば動じないで冷静に対応できるような出来事でも、素人だと過剰に反応してしまうことがありえます。

これが価格の乱高下を引き起こすことがあるでしょう。

しかし、2017年12月、米大手先物取引所であるCMEに、ビットコインの商品先物が上場しました。CMEは先物取引で世界最大規模を誇っており、機関投資家などの大口資金が徐々にビットコインに流入してくることが予想できます。

理由5:国家等による規制

ビットコインは国境をまたいで移動する一方で、各国での法規制が完備されたとは言えないでしょう。そこで、ビットコインに関する規制が行われると、それを嫌気して価格が乱高下する可能性があります。

あるいは、規制は法制度が徐々に整備されていることを意味しますし、安全な取引に寄与するかもしれません。この場合、短期的にはともかく、長期的に見て法制度の整備を好感して価格が上昇するかもしれません。

理由6:中央管理者がいない

ビットコインは、円などの通貨と異なり、中央管理者がいません。すなわち、プログラムを修正・改善しようという場合、「みんなで決めよう」ということになります。みんなで決めようというのは良いことかもしれませんが、混乱の元です。

意見が分かれて収集がつかない状態になると、ビットコインの将来に対して悲観的な見方が出てくることもあるでしょう。この場合、価格が乱高下しやすくなります。

いずれにしましても、ビットコインの価格変動率は極めて大きいことを念頭に置きながら、トレードすることが必要でしょう。

ビットコイン価格の急騰・急落で稼ぐには?

以上の通り、ビットコイン価格は大きく上昇することも下落することもあります。これを「怖い」と考えるか、それとも「チャンスが大きい」と考えるかです。

確かに、怖いかもしれません。これだけ急に価格が変わる相場ですから。しかし、一瞬で大きな成功を得られる可能性も秘めています。それがビットコイン取引です。そして、価格が上昇するときも下落するときにも取引可能です。

価格が上昇するとき:

価格が下落するとき:

ビットコインを手元に持っていなくても、売りから取引を開始できます。売りから始めて、価格が下落したところで買い戻せばOKです。

ほぼすべての取引所で、これらの取引が可能です。そこで、取引所を一つ、簡潔に紹介しましょう。ビットフライヤー(bitFlyer)です。

ビットフライヤーは顧客数が極めて多いです。すなわち、売買に参加しているユーザーが多数います。このため、「買いたいときに適切な価格で買う」「売りたいときに適切な価格で売る」ことができます。

参加ユーザー数が少ない取引所では、買いたくても買えない、売りたくても売れない場面が出てくるでしょう。流動性はとても大切です。

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