


ECサイトの悩み
色々な製品やサービスを販売するECサイトは、日本中に数多くあります。思うように売上が上がって成功しているサイト、なかなか売上が伸びなくて停滞しているサイト、様々でしょう。
ECサイトが抱える問題や悩みには、どんなものがあるでしょうか。代表的な例を確認しましょう。
悩み1:競争相手が多数で安値競争
ECサイトは、店舗を持たなくて良いのでコストを抑えられます。しかし、それは他のECサイトも同じです。他サイトの商品との価格比較も簡単ですから、より多く売ろうと思えば、他サイトよりも安くしなければなりません。
しかし、安値競争をしていると、利益が大きく目減りしてしまいます。また、巨大な相手が安値競争を仕掛けて来たら大変です。
悩み2:ECサイトに訪問してもらう方法
安値競争しなくて良い商品やサービスを販売しているとしても、悩みはあります。それは、訪問者の確保です。
ユーザーに商品等を見てもらわなければ、一つも売れません。テレビのコマーシャルだったら、視聴者に商品を強制的に見てもらえます。しかし、ECサイトの場合は違います。ユーザーが自分からECサイトを訪問してくれないと、誰も商品等を見てくれません。
ビットコイン保有者の悩み
次に、ビットコイン保有者の悩みを確認しましょう。ビットコインを保有する目的は何でしょうか。代表的な例を列挙してみましょう。
- 目的1:トレードで稼ぎたい
- 目的2:ビットコインで資産を保有したい
- 目的3:ビットコインで買い物をしたい
ビットコインはお金と同じように使えます。しかし、実際にはトレードや資産保全としての利用価値が大半でしょう。というのは、ビットコインで買い物ができる店舗が十分に多いとは言えないからです。
ビットコインの価値を十分に使えない状態が続いています。
ビットコインでトレードするから買い物はいいや、という場合であっても、今は現金がちょっと苦しいから、ビットコインで買えたらいいな・・・でも、ビットコインを取引所で売って現金化して、銀行に送金してもらうのは面倒だ!
という場合もあるでしょう。
販売代金をビットコインで受け取る
以上見てきたとおり、ECサイトとビットコイン保有者の両方に悩みがあるでしょう。しかし、この悩みを一気に解決できる方法があります。
ビットコインでの支払いを認める
ECサイトがビットコインでの支払いを認めれば、状況はかなり変わる可能性があります。
ECサイトの視点:
- 他サイトとの差別化
- ビットコイン保有者が潜在的な顧客になる
- ビットコインを受け入れないECサイトはライバルにならない
ビットコイン保有者の視点
- トレードと資産保有以外に使い道ができる
- トレンドを先取りしているという満足感を得られる
以上の通り、ECサイトとビットコイン保有者双方にメリットがあります。そこで、ECサイトを運営している場合、ビットコイン支払いを受け入れるのは十分に選択肢になるでしょう。
ビットコイン支払いシステムを作る方法
では、どのようにしてビットコイン支払いを受け入れれば良いでしょうか。自分でシステムを作ることは困難です。こういう時、ビットコイン取扱業者の出番です。ビットフライヤーの法人向けサービス(bitWire SHOP)を利用できます。
bitWire SHOPとは
bitWire SHOPとは、現金やクレジットカードなどの支払いに加えて、ビットコインでの支払いを可能にするサービスです。bitWire SHOPの特徴は以下の通りです。
特徴1:手数料が安い
クレジットカード決済手数料はとても高額ですが、bitWire SHOPならば「売上金額×~1%」で済みます。概ね1%以下でしょう。
特徴2:素早い現金化
受け取ったビットコインを円に両替して、最短翌日に決済口座に振り込まれます。
特徴3:価格変動リスク回避
ビットコインは価格変動が大きいのが特徴です。しかし、ビットコインを受け取ると同時に自動でビットコインを売却する設定を利用可能です。この場合、価格変動リスクがなくなります。
特徴4:審査が簡単
決済システム導入にあたって、ビットフライヤーの審査があります。しかし、この審査は簡単です。
bitWire SHOPは、ビットコインでの支払いシステムとして優れているでしょう。ビットコインで支払って商品やサービスを買いたいと思う人々に訴えるものがあります。
しかし、もう一つ問題があります。それは、彼らに自分のECサイトに来てもらう必要があることです。その努力はECサイト自身でする必要がありますが、ビットフライヤーの強力な集客システムを利用することができます。
ビットフライヤーのウェブサイトで販売
ビットフライヤーは、通販コーナーを持っています。下の画像は、ビットフライヤーのホームページのトップ画面です。赤枠で囲った部分が通販です(「ビットコインをつかう」部分)。

また、ビットフライヤーのログイン後画面を見ますと、メニューに「ビットコインをつかう」があります(赤枠部分)。
すなわち、ビットフライヤーを使うユーザーすべてが潜在的な顧客になります。ビットコインを使う人は徐々に増えているでしょうが、日本国民全体から見れば、まだ少数でしょう。その少数の潜在顧客を探すのは大変です。
しかし、ビットフライヤーで販売すれば、ビットコインを持っている多数のユーザーに直接的に訴えることができます。
これは極めて強力でしょう。
ビットフライヤーの通販コーナー「ビットコインをつかう」で販売するには、問い合わせフォームからビットフライヤーに照会します。
口座を持っていないと先に進まないでしょうから、あらかじめ口座を作り、ビットコインの取引など使用感を確かめてから問い合わせるべきでしょう。ビットフライヤーから見て、どこの誰だかわからない照会よりも、口座保有者からの照会の方が対応しやすいはずですし。