ビットコインの送金のしくみ PCイメージ ビットコインの送金のしくみ スマホ版イメージ

ビットコインを手に入れるには、取引所で買うのが最も簡単です。しかし、お金が必要です。そこで、マイニング(採掘)をしてみたいと考えるのは自然な発想です。

ところが、ビットコインで効率的にマイニングするには、電力の安い外国に大きな工場を作るくらいの規模が必要になっています。日本の電力料金では高すぎます。しかし、この説明では実感として分かりづらいです。

そこで、自宅PCを使ってマイニングしてみました。どれくらいマイニングできるでしょうか。

ビットコインをマイニングする方法

マイニングイメージ図

実際にマイニングするには、本格的な知識が必要です。そして、その勉強をするのは大変です。そこで、簡単にマイニングできる方法で実験してみました。

無料でビットコインを配布しているサイトの一つに、「free bitcoin」があります。記事「無料のビットコインをクリックで手に入れよう!」でご案内しているサイトと同様、無料でビットコインを配布しています。

free bitcoinでは、自宅PCのCPUを使って、ビットコインのマイニングができます。free bitcoinのマイニングのページを開きますと、以下の通り出てきます。

マイニングの手順

マイニングの手順

上の画像で、「スレッド数」の部分を1、CPU使用率を100%にしました。スレッドとは、同時に作業可能な数を示します。あるCPUのスレッド数が4ならば、同時に4つの計算を実行できます。

上の設定は、CPUのスレッド1つをマイニングに割り当てて、能力の最大値(100%)で採掘するという意味です。

上の画像の最も下にある「START MINING」をクリックすれば、自動でマイニングします。この設定で1時間マイニングしました。実行した計算量に比例して、報酬をもらえる仕組みです。

マイニングした結果

さて、1時間マイニングした結果、以下の通りでした。赤枠の一番下、「TOTAL MINING INCOME」部分が、獲得できたビットコインの大きさを示します。

マイニング結果

獲得ビットコイン数量:0.00000000 BTC

すなわち、1時間マイニングして得られたビットコインはありません。ゼロです。ちなみに、マイニングで使ったCPUの性能は、インテルCore i5-4460です。このマイニングをしたのは2018年4月ですが、その時点でこのCPUは新しくありません。しかし、古くもありません。業務用として十分に機能します。

結果として、マイニングでは全く役に立たなかったということが分かります。単にマイニング時間が短すぎたのかもしれませんが、このCPUでは、そもそも性能が低すぎます。その理由を、次の項目で確認しましょう。

マイニングに必要な性能は?

では、ビットコインのマイニングに必要な性能はどれくらいでしょうか。これを調べるために、もう一度上の画像を確認しましょう。赤枠の一番上に「YOUR HASH RATE」とあります。これは、今回の設定で計算できるハッシュレートを示します。

ハッシュレートとは、計算機の計算能力の単位です。hash/sという単位で、1秒間に何回の計算ができるかを示します。

上の数字を見ると、15H/sとあります。これは、1秒間に15回の計算ができますという意味です。

では、現在のマイニングで必要なハッシュレートは、どれくらいでしょうか。これを調べるために、世界のマイニングでどれくらいの計算がなされているか確認しましょう。「Blockchain.info」からの引用です。

ハッシュレートの予測値

下のグラフは、2017年4月~2018年4月の1年間について、世界中で実行されているマイニングのハッシュレートの値を予測したものです。

ハッシュレートの予測図

右肩上がりのグラフになっています。すなわち、日数が経過するにつれてハッシュレートがどんどん大きくなっているということです。

マイニングする人々は、少しでも高性能なコンピュータを導入してマイニングしようとします。他よりも高性能であればあるほど、マイニングに成功する可能性が高くなるからです。そこで、大勢が競って高性能コンピュータを導入しています。

その結果、2018年4月時点のハッシュレートの値は、32,500ペタハッシュあたりです。「ペタ」とは、1,000兆という意味です。

1,000(千)=キロ
1,000,000(百万)=メガ
1,000,000,000(10億)=ギガ
1,000,000,000,000(1兆)=テラ
1,000,000,000,000,000(1,000兆)=ペタ

32,500ペタとはすなわち、32,500,000,000,000,000,000です。ここまでくると、理解不能な数字です。そして、当サイトが実行したマイニングのハッシュレートを再確認しますと、15です。桁数の差がすさまじいです。マイニングできる可能性は、限りなくゼロに近いです。

個人が単独でビットコインのマイニングをするのは、事実上不可能と言えるでしょう。

どんなコンピュータでマイニングすべき?

では、マイニングで活躍している人々は、どのようなコンピュータを使っているのでしょうか。CPUという一般的なものでなく、マイニング専用機を使っています。一般的に「ASIC」(エーシック)と呼ばれています。

下の画像は、ASICの有名企業「Bitmain」からの引用です。ASICとは、こんな形をしています。

マイニング専用機「ASIC」

マイニング専用機の計算能力

では、ASICはどれくらいの計算能力があるでしょうか。

一言でパソコンと言っても、その性能は千差万別です。それと同様に、ASICにも様々な種類があります。上の画像でご案内している機種ですと、14TH/s(14テラハッシュ)です。数字で書きますと、1秒間に14,000,000,000,000回の計算ができます。

一方、当サイト運営者が自宅PCで挑戦した場合、1秒間に15回しか計算できませんでした。

1秒間に15回という数字も、冷静に考えれば大変な数字だと思います。わずか1秒の間に15回も計算ができるのですから。しかし、ASICは桁違いです。全く勝負になりません。

そこで、「個人が大勢で集まって、一緒にマイニングしよう!」という考えが出てきます。個人の力は小さくても、大勢で戦えば勝てるだろう、という考えです。これをマイニングプールと言います。

口座開設マイニング?

以上の通り、個人でビットコインをマイニングするのは、事実上不可能な状況です。しかし、仮想通貨取引所で口座開設することにより、ビットコインをもらえる例があります。

「口座開設マイニング」とでも言えそうな内容です。

具体的には、ビットポイントで新規口座開設して、2018年11月30日までに5万円以上を入金すると、3,000円相当のビットコインを無料でもらえます。

取引しなくてももらえますので、条件達成のハードルがとても低いです。ビットポイントで「口座開設マイニング」してみましょう。

次の記事で、マイニングプールについて考察しましょう。

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