

仮想通貨取引を始める際、避けて通れないのが銀行口座の問題です。日本の銀行ならばどこでも利用できますが、利便性はどこも同じというわけではありません。
- 送金してから、実際に取引所残高に反映されるまでの時間
- 銀行送金手数料
できるならば、送金手続きしたらすぐに入金し、送金手数料は無料の銀行を使いたいです。
銀行口座がとても重要になる取引
取引所に入金して、それ以降はほぼ出金しないで取引を繰り返すという場合、銀行口座の問題は無視できるかもしれません。しかし、特にアービトラージ(裁定取引)をする場合は、銀行の問題がジワジワと負担になってきます。
アービトラージ(裁定取引)とは:
ビットコインなど仮想通貨は、取引所ごとに価格が異なります。そこで、価格が安い取引所で買って高い取引所で売れば、差額が収益になります。
価格が安い取引所で買う場合、その取引所の現金残高が減り、仮想通貨の数量が増えます。そして、仮想通貨を送付して価格が高い取引所で売却すれば、その取引所の現金残高が増えます。
次に、再び価格が安い取引所で買おうと思えば、現金を移動しなければなりません。
現金移動に手数料や時間がかかってしまうと、手取収入が減ってしまったり取引機会を逃してしまったりする原因になります。
「今が最高のチャンスだ」と思っても、その取引所に現金がなければ買えません。こう考えると、早く送金できて手数料も安い銀行と選ぶのは、かなり重要です。
早く送金できて手数料も安い銀行【住信SBIネット銀行】
仮想通貨取引において、早く送金できて、しかも取引手数料が極めて安い銀行があります。住信SBIネット銀行です。
そこで、住信SBIネット銀行にどんなメリットがあるのかご案内します。

メリット1:送金手数料無料
住信SBIネット銀行の口座宛の送金は、何回でも手数料ゼロ円です。ということは、取引所指定の銀行口座が住信SBIネット銀行ならば、どれだけアービトラージをしても送金手数料を負担する必要がありません。
住信SBIネット銀行の口座を指定している取引所・販売所の例は以下の通りです。主要な取引所等で利用できます。
なお、住信SBIネット銀行「以外」の口座に振込する場合は、ランクに応じて月15回まで無料です。最低ランク(ランク1)でも、1か月に1回無料で振込できます。

メリット2:入金処理が早い(リアルタイム)
銀行口座から取引所に送金する場合、口座残高に反映されるのに時間がかかる場合があります。この理由は、主に2つでしょう。
- 銀行が取引所に送金するための時間
- 受け取った取引所が、残高に反映させるための時間
住信SBIネット銀行を使うと、送金先も住信SBIネット銀行である場合、即時入金です。すなわち、「銀行が取引所に送金するための時間」をゼロ近くにできます。その分だけ、送金してから取引所口座に反映されるまでの時間が短くなります。
取引所等から出金する場合も、住信SBIネット銀行だと銀行口座への反映時間が短いです。
メリット3:スマホでもPCでも
現代は、PCでなくスマホだけ持っているという場合が珍しくありません。そこで、PCはもちろんのこと、スマホでも簡単に振込できます。
スマホ対応はもはや必須アイテムです。
メリット4:ATM出金手数料
これは仮想通貨取引の話ではありませんが、見逃せないメリットです。
ATMからの現金引き出しについて、ランクに応じて、最大月15回まで手数料無料です。最低ランク(ランク1)の場合でも、月2回まで無料です。
預貯金をATMから引き出すとき、手数料に不満を感じている皆様は少なくないと思います。
- 利息よりも手数料の方が高い
- 預貯金とは「自分のお金を銀行に貸している」ということなのに、返してもらうときにお金を支払うのは納得がいかない(むしろ、お礼が欲しいくらい)
このような不満をお持ちの方は、住信SBIネット銀行が選択肢になります。
なお、ランクですが、預金残高や外貨預金等のサービス利用に応じて変わってきます。最低ランクは1ですが、1でもATM利用が月2回まで無料です。このメリットはかなり大きいです。