

仮想通貨のトレード手法について
ビットコインが注目を集めている理由は何でしょうか。決済に使えるから?海外で使うときに両替不要だから?それとも、匿名性が高いから?・・・これらに注目している人も、もちろんいるでしょう。
しかし、やはり「儲かるかもしれないから」という理由が最も大きいでしょう。そこで、ビットコインを始めとする仮想通貨のトレード手法について、考察していきます。
仮想通貨は、まだ黎明期にあるので、取引業者が提供するシステムには、株やFXのトレードシステムのようなトレードの手助けとなるインジケーターは少ないです。「相場の格言」も当てはまらないかもしれません。
ただし、ビットコインも相場取引ですから、トレードのコツや手法は株やFXと似たような側面を持っています。
それらの手法を探すべく、早速考察していきましょう。
ビットコイン特有の値動きで儲かる?
ビットコインと言っても、勝つための方法は単純です。
- 価格が上昇するときに買っていれば儲かる
- 価格が下落するときに売っていれば儲かる
たったこれだけです。株式や債券といった相場と変わることはありません。しかし、ビットコインを始めとする仮想通貨は株式ではありません。そして、ビットコイン特有の値動きやイベントがあるのでは?と考えるのは自然です。
その特徴的な値動きが「事前に」分かっていたとしたら?・・・大チャンスかもしれません。
実際のところ、ビットコイン特有のイベントは存在します。
それは、「半減期」です。ビットコインのシステムでは、当初、およそ10分ごとに50BTCのビットコインが市場に追加されていました(これを「採掘」と呼んでいます)。そして、特定の時期(約4年毎)になると、その採掘で追加されるビットコイン量が半減します。
このときに、特有な値動きをします。将来の半減期でも過去と同じような値動きをするかどうか、それは分かりません。しかし、知っておいて損はないでしょう。(2016年は2回目の半減期でした)
半減期がやってきたとき、いつもとは違う値動きでびっくりするか、それとも、事前に心構えができているか。この違いは、トレード成績にも大きく反映されるかもしれません。
相場の値動きでトレードする
上の項目では、ビットコイン特有の値動きでのトレードを考察しました。こちらは、通常の値動きで利益を狙いに行く場合を考えます。
相場は単純です。上か下かしかありません。適当に選んでも、勝率は50%くらいになりそうなものです。しかし、会社のお金を横領して「相場で大損!」という感じのニュースが、ごく稀に報道されます。
逆に、「大きく儲かった!」という人もいるでしょう。
しかし、勝つことそのものは事件でも何でもないので、ニュースになることはありません。また、勝った人は黙っているものです。「儲かったぞ~!」なんて騒ぎまわったら、「じゃあ、夕食おごってよ」という感じで大勢集まってしまいます。
トレードのコツはある?
この、勝ちと負けの差はどこから生まれてくるのでしょうか。単なる偶然でしょうか。それとも、勝つ理由(コツ)があり、負ける理由があるのでしょうか。
そこで、FX専業トレーダーの支援を受けて、「トレードで負けないためのコツ」をテーマにして記事を作成しました。
最初に、トレードを開始するときの考え方です。様々なチャート分析が存在しますし、トレードのやり方は数多くあります。そこで、どれが最高でどれが悪いというものでもありません。しかし、これは言えそうです。
- 「底値で買う」のは無理!
- 「天井で売る」のは無理!
偶然できることもあるでしょうが、いつもできるものではありません。通常はできないことの方が多いでしょう。そこで、底値で買えないし天井で売れないことを前提に、どのようなトレード方法を考えるべきかについて考察しています。
含み損で困ったときの対応方法
次に、含み損が大きくなりすぎて困ったときの対応方法です。上の「含み損リスクを減らすトレード手法」を使ってじっくり考え、あらかじめ損切りの決済注文を出せば、含み損が大きすぎてどうしよう・・・という場面にはならないはずです。
しかし、不思議なもので、トレードをしていると、含み損が大きくて困ったという場面に遭遇しがちです。そこで、含み損が大きくて困っている場合の処方箋(案)をまとめています。
いつもこの手法を使えば、含み損から脱出できるというものではありません。しかし、含み損を前にしてひたすら祈るという状態を脱出し、自分の力で切り抜ける力が身につくかもしれません。
外為FXと仮想通貨を組み合わせてトレード
さらに、リスクをできる限り減らすトレード手法も考えてみましょう。
ビットコインを始めとする仮想通貨は、価格変動がとても大きいです。上がる前に買えれば最高ですが、逆だったら悲惨です。このため、いつ買えば良いのか分からずに四苦八苦してしまいます。
そこで、買った後に価格が下落しても怖くない!というトレード手法があれば最高です。この方法を実現すべく、FX(外国為替証拠金取引)とビットコイン取引を組み合わせたトレード手法を考察します。
仮想通貨を貸して手数料をもらう
仮想通貨でトレードして収益を狙うのも良いですが、もっと確実な方法が欲しいかもしれません。その場合、「仮想通貨を貸して、手数料(利息に相当)をもらう」という方法があります。
トレードで成功する場合のような爆発力はありませんが、損する可能性が低くなるのが魅力です。
なお、仮想通貨を貸す場合も、リスクがあります。それは、貸付先の企業が経営破たんすると、貸した仮想通貨が返ってこないかも?ということです。
しかし、GMOコインがこのサービスを展開しています。GMOは巨大な企業ですから、一定の安心感があります。そこで、サービス内容を確認しましょう。
仮想通貨を貸し付けて手数料をもらう
仮想通貨で稼ぐのが難しいと感じるのは、なぜでしょうか。それは、「相場」だからでしょう。相場ということは、価格が変化します。その変化についていかなければなりません。
そこで、相場から離れて稼げないだろうか?という考え方が出てきます。この要請に応える方法が、「仮想通貨を貸して、手数料をもらう」という方法です。
これならば、仮想通貨の価格が上下動しても影響がありません。コインチェック(coincheck)がこのサービスを展開していますので、確認してみましょう。
仮想通貨の運用方法
- ビットコイン特有の値動きで儲かる?
- 含み損リスクを抑えるトレード手法と調整方法
- 大きな含み損を抱えて困るときの対応方法
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