ビットコインのトレード方法 PC版イメージ ビットコインのトレード方法 スマホ版イメージ

ビットコイントレードの魅力の裏にあるリスク

ビットコインは価格の乱高下が魅力であり、同時にリスクでもあります。というのは、ビットコインを買った後に価格が大幅に上昇すると大成功になる一方、価格が下落する場合は、あっという間に含み損が増えてしまうからです。

そこで、含み損リスクを減らしながらビットコインでトレードする方法を考察します。

このチャートの今後は下落?上昇?

ビットコイン価格のチャートを確認しましょう。下のチャートは、blockchain.infoからの引用です。表示期間は2年です。

ビットコイン価格チャート(2015年5月~2017年1月)

チャートに赤の補助線を1本描きました。この補助線に沿って価格が上昇していることが分かります。2017年1月(上のチャートの右端部分)に大きく価格が上昇&下落しましたが、再び赤の補助線まで戻りつつあります。

今後も、補助線に沿ってビットコイン価格が上昇することに期待したとしましょう。

そこで、ビットコインを買うことにしたとします。しかし、この考え方は正解になるでしょうか。下のチャートの赤矢印のように、価格がさらに大きく下落する可能性があるかもしれません。

ビットコイン価格チャート(下落予想)

では、下落しても大丈夫なように取引方法を調整してみましょう。

取引方法の調整~買い方を変えてみる

全額を投入して一気にビットコインを買うのではなく、ビットコイン価格が下落するたびに少しずつ買っていく。

このトレード手法の意図は、以下の通りです。

下の図で、青の曲線はビットコイン価格の推移です。そして、オレンジの丸は買い注文です。「ビットコイン価格の底値で買えた」という絵ですが、いつもこのように買えるわけではありません。

いつもこれができるならば、スーパートレーダーとして後世に名前を残せるでしょう。

理想的な買いポイント

実際のところは、下の図のようになりがちです。下の図は、「ビットコイン価格が指値注文の価格まで下落しないで残念!」という様子を表しています(失敗例1)。

あるいは、「ここが底値だと思って買ってみたら、さらにずっと価格が下落してしまって大失敗」ということもあるでしょう(失敗例2)。含み損が大きくなる一方ですから、失敗例1よりも痛いです。

買い注文が成立せず

こういった失敗例は誰でもやってしまう可能性があります。そこで、底値で買おうと頑張るのを止めます。

すなわち、もうそろそろ底値だなと思ったら、「少しだけ」買います。そして、価格が上昇したらOKです。含み益になって成功です。一方、少し買った後に価格が下落したら、追加で少し買います。さらに価格が下落したら、再び少しだけ買います。

下の図は、この様子を示しています。

青の実線のようにビットコイン価格が動くとき、7つの注文のうち4つが成立しています。破線のように動く場合は、7つ全部の注文が成立しています。

買いの指値

価格が上昇する場合は、すでに買ったビットコインが含み益ですのでOKです。買った後に価格が下落する場合は、さらに多くのビットコインを買えるのでOKです。

すなわち、「ビットコイン価格が上昇しても下落してもOK!」というトレード手法になります。

このトレード手法の注意点

価格が上昇しても下落しても大丈夫というトレード手法でも、注意点はいくつかあるでしょう。

注意点1:価格が十分に下がってから買い始める

価格が高い時に買い始めると、その後の価格下落で痛い目に遭うかもしれません。そこで、価格が下がったなあ・・・と感じるところから買い始めます。十分に価格が下がったところから買い始めれば、含み損で困る確率を減らせます。

注意点2:少しずつ買う

手持ち資金全額を使って一気に買ってはいけません。少しずつ買います。大きく勝負したくなる衝動を抑えて、ゆっくり買いましょう。ビットコイン価格は大きく変動しやすいですから、衝動買いはいけません。

注意点3:あらかじめ計算しておく

ビットコイン価格が下落するたびに少しずつ買いますが、いくらになったらどれくらいの数量を買うのか、あらかじめ考えておきましょう。そして、全部の注文が成立するときに必要な資金量も計算しておきます。

でないと、行き当たりばったりのトレードになってしまい、気づいたら大きな金額になってしまうかもしれません。備えあれば患いなし、です。

注意点4:どこで売るかも考えておく

どこで売って利益を確定するかについても、あらかじめ考えておきましょう。

ビットコインはこれからも上昇を続けると考える場合は、永遠に売らないという選択でも良いでしょう。そうではなく、買い値から20%上昇したら売ろうという方法でも良いでしょう。

事前に決めておかないと、売るべきか持ち続けるべきかで、とても悩むことになるかもしれません。事前に決めておけば、大きく悩む必要はなくなります。

次頁では、実際に含み損を抱えた場合の対応方法について検討しています。

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