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ビットコインの買い時・売り時

仮想通貨のトレードに限らず、株投資でもそうでしょうが、「いつ買うか」「いつ売り払うか」というのはとても難しい問題でしょう。そこで、大げさな失敗パターンを最初に確認しましょう。

その失敗パターンを回避する方法が、すなわち成功パターンになるかもしれません。

ビットコイン取引の失敗パターン

ビットコインのチャートを見ながら、失敗パターンを考えてみましょう。下の日足チャートはビットフライヤーからの引用です。

ビットコインチャート(BTC/JPY 2017年5月5日)

ビットコインをA点で買ったとします。なぜなら、それまで毎日のように上昇し続けており、一気に急上昇したからです。しかし、買った後、さらなる上昇期待も空しく、翌日から急落下でB点まで下落してしまいました。やむを得ず損切りです。

損失挽回を狙っていたところ、再び価格が上昇を始めました。一度失敗しているので、飛び乗るように買うことは怖くてできません。そこで、どう見ても上昇トレンドでしょう!という場面で買いました。すなわち、C点です。

しかし、C点で買った後、ほどなくD点まで下落してしまいました。「自分が買ったらいつも下がる」というパターンです。

そして、再び上昇トレンドになってE点まで上昇しました。しかし、もう怖くて買えません…。

上の例は負けパターンですが、珍しいというわけでもないと思います。というのは、「自分が買ったら、価格がなぜか下がる」という例を繰り返し経験した方は少なくないと思うからです。

では、どうすれば良いのでしょうか。

プロのトレーダーならば、B点やD点で買えるかもしれません。しかし、価格が急落下している中で買うのは、心理的に大変なことです。そこで、プロでなくてもできるかも?という対処法を考えますと、「損切りしないで耐える」という方法があるでしょう。

例えば、A点で買ってB点まで下がっても、損切りしないで頑張っていたらC点まで上昇しています。すなわち、C点で売れば、損はなかったということになります(プラスにすることも可能です)。

しかし、この考え方は少々危険かもしれません。と言いますのは、上のチャートでは結果として価格が戻っていますが、今後もずっと同じような値動きをするとは限らないからです。

そこで、工夫してみましょう。

素人でも可能!ビットコインのトレード手法(案)

プロでないトレーダーがビットコイン取引をするにあたり、ストレスに感じることは何でしょうか。

人によって異なると思いますが、「損切り」が最もストレスが大きいと思います。そこで、トレードする際に損切りは必須と言われることがありますが、あえてそれに反したトレード手法を考察してみましょう。

損切り不要なトレード手法(案)

このトレード手法を解説しましょう。

まず、損切りはストレスなので、しません。しかし、買ってから価格が大幅に下落すると、身動きが取れなくなります。

そこで、資金を数十分の1くらいに分割し、それを1取引の上限額とします。例えば、自己資金が50万円ならば、1回の取引額は2万円以内にします。2万円というのは例なので、1回の取引額上限を1万円にしても良いでしょう。

そして、取引開始後…

価格が下落すると、含み損になります。しかし、放置します。損切りは嫌です。

その後、時間が過ぎて…今は買いチャンスだな!という場面が来たら、上限金額の範囲内で再び買ってもOKです。価格が上昇したら、利食いします。ただし、含み損となっているビットコインの買値よりも十分に下落したら買っても良いことにします。

でないと、100万円で買い、99.9万円で買い、99.8万円で買い…となった後で価格が一気に下落すると、ひどく意気消沈してしまうだろうからです。

買いのタイミング

そこで、例えば、100万円で買った場合、次に買っても良いのはビットコイン価格が95万円以下になったとき、という具合に決めます。95万円よりも価格が下になった後で、「上昇するかも?」と思った時に再び買います。

そして、95万円で買ってみたら再び下落…という場合は、頑張らないで、価格が90万円以下になったら再び買っても可、という具合にします。

含み損になっているビットコインの買い価格よりも、いくら下落したら買っても良いかというのは、特に決まりはありません。自由に決めます。

ビットコインの買い時イメージ

損切りしないトレード手法のメリット

この方法には、いくつものメリットがあります。順に確認しましょう。

メリット1:損切りしない

単純に、損切りは嫌です。トレード書籍などで損切りは必要と書いてあっても、やっぱり嫌です。だったら、損切りをやめます。これだけで、トレードの際に感じていたストレスを大きく減らせるでしょう。

楽しくトレードしたいのに、修行みたいな損切りはしたくありません。

メリット2:読みが外れてもOK

資金を数十分の1に分割してトレードしますから、5回や10回程度読みが外れても全く問題ありません。どんどん取引できます。

そして取引開始後、含み益が出たら売却していきます。

このように取引を繰り返すと、利食いで得た資金が蓄積されるでしょう。十分に蓄積すれば、含み損の合計額を超えることになります。含み損のビットコインがあるのに、合計ではプラスになっているという素晴らしい状態が実現します。

また、含み損を放置していれば、この記事の一番上のチャートで確認しました通り、再びビットコイン価格が上昇してくれるかもしれません。そうすれば、含み損なしで売り払うことができます。

このように、ひとたび買ったら延々と持ち続けることを前提にしますので、レバレッジ取引でなく現物取引にしましょう。レバレッジ取引にすると支払金利が必要となりますので、金利負担で負けてしまう可能性があります。

ビットコイン取引の利食いイメージ

熱くなっても失敗しづらい

負けが込んだとき、「ここで一発逆転だ!」とばかりに、大きな金額で買ってしまった経験はありませんか?このような買いは、往々にして負けトレードになります。

しかし、このトレード手法には「1回の取引金額が限定されている」「買ってから××円下落しないと買えない」という特徴があります。結果、「熱くなって大きな資金を投入して負ける」という失敗を回避できます。

損切りしないトレード手法のデメリット

このように、プロではないトレーダーにとってメリットが大きいですが、メリットばかりでないのも事実でしょう。そこで、デメリットを考えます。

デメリット1:50連敗したら?

資金を50分割して取引しても、50連敗したら、さすがに苦しいでしょう。すべてのビットコインが含み損になってしまいます。このようなことにならないように、「××円下落したら買ってよし」というルールの「××円」の大きさを、多少広めにしましょう。

デメリット2:ビットコインの価値がなくなったら?

仮に、ビットコインの価格が付かないほどに暴落してしまったら、この方法は厳しいかもしれません。例えば、1BTC=1円という感じになってしまったら、いくら利食いを繰り返しても含み損を挽回できないかもしれません。

このデメリット2の例は極端ではありますが、可能性がゼロだと断定することもできません。そこで、余裕資金で投資しましょう。

さて、ここまでは相場状況を観察しながら「トレード」する運用方法を考察しました。次のページでは、株式や投資信託などで馴染みがある「積立」による運用方法をご紹介します。

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