
公開日:2017年9月17日
最終更新日:2018年9月1日
仮想通貨価格は、8月も全般的に低調に推移しました。当サイトでトレード対象にしている通貨ペアの様子を確認しましょう。
ビットコインキャッシュ/円の日足チャート
下の日足チャートは、ビットコインキャッシュ/円(BCH/JPY)の様子です(bitbankからの引用。以下同じ)。白い枠部分が、2018年8月です。前半は見せ場もなく、下落トレンドでした。そして、横ばいになって月末を迎えました。

リップル/円の日足チャート
次に、リップル/円(XRP/JPY)の様子を確認しましょう。BCH/JPYと比較すると、上下動が大きい推移でした。しかし、価格下落傾向を脱することはできませんでした。

モナコイン/円の日足チャート
3つ目は、モナコイン/円(MONA/JPY)です。一時期、乱高下する場面がありました。しかし、8月の後半は値動きがほとんどなくなりました。
価格変動がないということは、モナコイン価格が安定しているということです。よって、財やサービスの売買でモナコインを使う場合には、良い環境でしょう。しかし、トレードという面では、どうにも動けない展開でした。

短期トレードの成績
以上の値動きを受けた、短期トレードの結果です。再び、損益なしになりました。すなわち、売買していません。

何らかの手法で必ずトレードすべき、というルールでしたら、レバレッジ取引で売っていたかもしれません。しかし、このトレードは、現物の買い注文のみで取引しています。
上下動があれば、リピート系注文を繰り返すところです。しかし、先月はなだらかに下落傾向でしたので、取引することなく月末を迎えました。採用しているトレード向きでない相場が続く場合は、何もしないで待つのが最善です。
長期トレード
一方、長期トレードについては、少し買い足しました。下のグラフの通りです。ビットコインキャッシュ(BCH)とモナコイン(MONA)が少し増えている様子が分かります。

長期保有で仮想通貨を買った理由ですが、価格が下落するたびに少しずつ買う、というルールを採用しているためです。
今後も下落し続けて、価格が限りなく0円に近づいたらどうする?ですが、その場合も大丈夫です。と言いますのは、短期トレードで得た利益の一部だけ使って、長期保有しているからです。
今回のトレードでは、13万円弱の利益を得ています。そのうち、最大で4万円を長期投資に振り向けています。
よって、価格が0円になっても、損はありません。逆に、価格が大きく上昇する場面があれば、利益にできます。
全資産の評価額
短期トレードと長期トレードを合わせた、全体の資産評価額の推移です。公開トレード開始時に、ハードフォークで得たBCHを長期投資用の資産に加えました。よって、BCH価格が資産の評価額に反映されています。

現金は20万円で始め、13万円弱の利益になりました。直近3ヶ月ほど取引が停滞していますが、まずまずの成績だと言えるでしょう。
今後のBCH取引の方針
さて、今後の取引の方針を考えます。今のまま値動きがない状況が続くと、取引できません。しかし、どこかで再び値動きが大きくなることでしょう。それを待ちます。
価格が高騰するとき
長期的に見て価格が上昇する場合、長期保有用に買ったBCHをどこかで売却する準備に入ります。前回2017年末の高値は、50万円を記録しました。さすがにそこで売り抜けるのは難しく、40万円台での売却となりました。
次回、価格が高騰することがあれば、なるべく高い価格で売却したいところです。
価格が長期低迷する場合
一方、価格が長期低迷する場合、どうしましょうか。長期保有のBCHは、いつまでたっても売却できないということになります。

しかし、価格が低迷しても、悲観しなくて大丈夫と考えています。上のチャートで、3万円から8万円あたりにかけて白枠を追加しました。
先月末(2018年8月末)の価格は6万円台ですから、この白い枠の中にいます。
ビットコインキャッシュが誕生したのは、2017年8月です。それから3か月間ほど、価格はおおむね3万円台から7万円台で推移しました。すなわち、現在の価格は、BCH誕生時の価格に戻っただけということです。
2017年末に50万円という価格を記録してしまったので、今は大暴落に見えます。実際のところ暴落ですが、元の価格水準に戻っただけです。
そこで、価格が低迷しても、特に悲観しないでトレードチャンスを待っています。価格が比較的大きめに上下動を始めたら、リピート系注文を再開します。
公開トレード報告は、いったん終了
さて、公開トレードを始めて、1年が経過しました。相場の値動きを大別すると4つあるでしょうが、1年ですべてを経験しました。
- 上昇相場
- 下落相場
- レンジ相場
- 値動きの乏しい相場
この4つの値動きで、現物を買うという手法だけで取引しました。難しいインジケーターを使うこともなく、下落相場でも買いのみで、状況が不利だと感じればトレードしないという選択肢を採用しました。
結果、当初の入金額20万円に対し、トレードで13万円弱を得ました。1年で60%超の利益です。今後も、値動きに合わせて取引を続けていく予定です。
一方、現物の買いだけでも相場に対応できることが示せました。そこで、公開トレードはこの記事をもって一旦休止とします。次回、どこかの時点で報告できる機会がありましたら、その際にトレード状況をお知らせしようと思います。
運用資産の様子(まとめ)
先月末時点の運用成績は、以下の通りです。
ビットコインキャッシュ【BCH】
長期保有BCH数量:2.09274633 BCH | |
---|---|
内訳 | |
運用開始時 | 2.00774633 BCH |
トレードで獲得 | 0.085 BCH |
無料サイトで獲得 | 0 BCH |
モナコイン【MONA】
長期保有MONA数量:19.6 MONA | |
---|---|
内訳 | |
運用開始時 | 0 MONA |
トレードで獲得 | 19.6 MONA |
無料サイトで獲得 | 0 MONA |
上の数量には、トレードで一時的に保有している仮想通貨を含みません。長期保有が確定した分だけです。
先月末時点の全運用資産の評価額は以下の通りです。
評価額:498,737 円 | |
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内訳 | |
現金 | 313,476円(運用開始時:20万円) |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 180,753円 |
モナコイン(MONA) | 4,504円 |
ビットコイン(BTC) | 5円 |
なお、わずかですがビットコイン(BTC)があります。これは、無料サイトでもらったビットコインです。基本的には、全てBCHと交換します。しかし、あまりに少額で交換しきれなかった分などが残っています。
また、この資産運用で利用している仮想通貨の取引所は【bitbank】です。選択理由については、「仮想通貨のトレードに最適な取引所」を参照下さい。
過去の運用成績
これまでのトレード内容や運用成績につきましては、姉妹サイト「仮想通貨分析 マーケットウォッチ【公開トレード報告】」に掲載しております。
なお、マーケットウォッチでは、「多くの人がマネできそうな」ということを目指し、再現性を重視したチャート分析に特化した記事も掲載しています。
最後に、当サイトの公開トレードに関し、皆様から頂きましたご質問に回答するコーナーを設けています。下のリンクからご確認ください。