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ビットコイン長者|一番お金持ちなビットコインアドレスはどれ?

ビットコインの特徴の一つに、「どのアドレスにどれだけのビットコインがあるのか、全て公開されている」という点があります。そこで、2018年4月6日時点で、世界中に散らばるビットコインアドレスの特徴を確認してみましょう。

データはbitinfocharts.comから取得しています。

ビットコインアドレスの数

ビットコインアドレスは、誰でも自由に作れます。そして、2009年からビットコインは稼働しています。よって、極めて多くのビットコインアドレスが作られたことでしょう。

確認しますと、現在のアドレス数は21,693,550(およそ2,200万)です。

この数字は、多いと言えるでしょうか。それとも少ないでしょうか。世界の人口は70億人を超えています。インターネットを使えるならば、世界中の人々が自由にアドレスを作れます。

また、2016年ころまでは、「1回の送金をするたびに新しいアドレスを作った方が良い」と言われていました。セキュリティを高めるためです。すなわち、この当時にビットコインを取引していた人は、一人で50も100もアドレスを持っている可能性があります。

そのようなアドレスは、ほとんど使い捨て状態です。そう考えると、実際に稼働しているビットコインアドレス数は、2,200万よりもずっと少ないでしょう。

そう考えると、ビットコインアドレスの数は意外に少ないという評価ができそうです。

ビットコイン残高別アドレス数の分布

では、ビットコインアドレス一つ一つに、どれくらいのビットコイン(BTC)が入っているでしょうか。下のグラフの通りです。横軸は、アドレス全体に占める割合(%)です。

ビットコイン残高アドレス数グラフ-1

残高が1BTC未満のアドレスは、全体の96.79%もあります。すなわち、読者の皆様が残高1BTC以上のアドレスを保有しているとすれば、それは全世界の上位3%くらいに入ることを意味します。

ただし、このグラフの数字をそのまま文字通りに理解するのは、問題があります。

というのは、例えば、私たちが取引所にビットコインを預けているとしましょう。そして、その取引所は1つのアドレスで顧客のビットコインを保管しているとします。この場合、実質的な所有者は何千何万といるのに、保管するアドレスは1つだけです。

よって、ビットコインの正確な分布を把握することはできません。しかし、アドレス別で見る限り、1BTC未満のアドレスが圧倒的に多いということが分かります。

100,000 BTC保有者も

ちなみに、上のグラフを見ますと、100BTC以上持っているアドレスが存在しないように見えます。実際の数量は以下の通りです。

BTC残高別アドレス数

  • 1未満:20,997,031(96.79%)
  • 1~10:548,126(2.53%)
  • 10~100:131,126(0.60%)
  • 100~1,000:15,610(0.07%)
  • 1,000~1万:1,542(0.01%)
  • 1万~10万:113(0.00%)
  • 10万超:2(0.00%)

10万BTC以上も持っているアドレスが2つあります。超お金持ちです。後ほど、これらのアドレスについて確認します。

各階級でのビットコイン残高合計

上では、BTC数量を7つに分けて、アドレスの数を確認しました。今度は、上の7つの区分のアドレスが持っている「BTC残高」を確認してみましょう。下の通りです。

下の表の読み方ですが、一番上は「保有BTC数量が1未満のアドレス」が持っているビットコイン数量を合計すると、およそ68万BTCになります。横軸の単位は「万BTC」です。

ビットコイン残高アドレス数グラフ-1

10万超のアドレスは2つしかないのに、残高は33万BTC以上もあります。10BTC~100BTCを持っているアドレスのBTC残高が最も大きいことが分かります。上の残高の総合計は16,865,385BTC(およそ1,700万BTC)です。

残高が大きいアドレス

次に、残高が大きいビットコインアドレスはどんなものか、確認しましょう。アドレス自体は文字列にすぎません。しかし、そのアドレスの所有者が分かっている場合があります。

  • 第1位:Bitfinexのコールドウォレット(191,188BTC)
  • 第2位:Bitfinexのコールドウォレット(142,203BTC)
  • 第3位:Binanceのウォレット(99,947BTC)
  • 第4位:Bitstampのコールドウォレット(99,848BTC)
  • 第5位:Huobiのウォレット(92,347BTC)

第1位から第5位まで、全て取引所のウォレットでした。1位と2位が共にBitfinexとなっています。Bitfinexは、この2つのアドレスで全てのビットコインを管理しているかどうか不明ですが、合計すると33万BTC以上にもなります。

おそらくですが、これは顧客から預かったビットコインでしょう。とても顧客数が多いのだろうと予想できます。

なお、BinanceとHuobiのウォレットについては、ホットウォレットかコールドウォレットかの区別が書いてありませんでした。仮にホットウォレットだとすると、インターネットに接続した状態でビットコインを保管していることになります。

ハッキングリスクが高い「シングルシグ」

また、Binanceのアドレスを見ますと、シングルシグで管理しています。

シングルシグ:ビットコインを送金するために、必要な秘密鍵は「1つだけ」
マルチシグ:ビットコインを送金するために、必要な秘密鍵は「複数」

仮にハッキングに遭って秘密鍵が1つ盗まれてしまっても、マルチシグならば盗難のリスクはありません。送金に必要な秘密鍵は複数だからです。しかし、シングルシグだと終わりです。

別途、ハッキングされない措置を何か施していると期待したいですが、顧客を少し不安にさせる情報です。

なお、”ハッキングリスクが高い保管方法”について、2018年1月26日にcoincheckがネムを盗まれた事件を例にあげて、別記事「コインチェックでネム(XEM)盗難事件発生」で記述しています。

Nakamoto Satoshi氏の保有数量は?

おそらく、ビットコインを開発したとされている中本哲史(なかもと・さとし)氏は、極めて多くのビットコインを所有していることでしょう。しかし、彼は正体不明の人物であり、個人かグループなのかも分かりません。

よって、彼のビットコインアドレスがどれなのか、知る方法はありません。

この点について、国税庁が大きな関心を持っていることでしょう。「中本哲史」という名前は、日本人だと断定できそうな名前です。彼がビットコインを売却すれば、納税額も巨大になるはずです。

以上、簡潔にビットコインアドレスを概観しました。アドレスのすべてが公開されているので、こんな分析が可能になります。よって、自分のビットコインアドレスをウェブで公開する場合は、慎重に検討しましょう。情報が筒抜けになってしまう可能性があります。

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