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仮想通貨でスキャルピングしない方が良い理由

ビットコインを始めとする仮想通貨売買では、スキャルピングをしない方が良いでしょう。「スキャルピングをしない方が良い」の意味ですが、技術的に難しいからという理由ではありません。

各取引所・販売所の利用規約を調査

取引所・販売所の利用規約はどうなっているでしょうか。代表的な三社について確認しましょう。

まず、利用規約の文言を抜粋したものを確認します。スキャルピングについて書いてあると読める部分です。なお、利用規約は、表現が少し難しくて読みづらいかもしれません。その場合は、ざっと読み流して先に進んでください。

bitFlyer

第8条 禁止行為
登録ユーザーは、本サービスの利用にあたり、以下の各号のいずれかに該当する行為をしてはなりません。

コンピューター・ウィルスその他の有害なコンピューター・プログラムを含む情報を送信する行為または当社の管理するシステム、サーバー,ネットワークその他の機能を破壊もしくは妨害し、または、不必要に過度の負担をかける行為

Zaif

第12条 禁止事項
本会員は、本サービスに関し、自ら直接に又は第三者を介して間接に行うなど方法の如何を問わず、以下の各号のいずれか一つに該当する行為をしてはなりません。

⑯当社の管理するサーバ、ハードウェア又はネットワークの機能を破壊し、妨害し、又は、不必要に過度の負担をかける行為

GMOコイン

第11条(禁止事項)
お客様は、次の各号に掲げる行為をしてはならないものとします。

(12)本サービスを提供するために当社若しくは第三者が設置するコンピューター、電気通信設備その他の機器及びソフトウェア(以下「本サービス用設備」といいます。)の利用若しくは運営に支障を与える行為又は与えるおそれのある行為

スキャルピングをすべきでない理由

以上の文章を読んでいただくと、あることに気づくでしょう。どこにも「スキャルピング」という文字がありません。スキャルピングに限らず、デイトレード、スイングトレードなどトレード手法に関する文言はどこにもないのが通常です。

各社の利用規約に共通する禁止行為をざっくりと表現しますと、「取引システムに過度な負担を強いる方法で取引してはいけません」となります。

ここで、取引手法について簡潔におさらいしましょう。

仮想通貨の取引スタイル

  • スキャルピング:数秒~1分程度で多数の取引を繰り返す
  • デイトレード:取引開始後、同じ営業日内に決済
  • スイングトレード:取引開始後、数日~数週間で決済
  • ポジショントレード:取引開始後、1か月~数か月以上経過してから決済

取引所・販売所各社の取引システムに過度の負担を与える可能性がある取引は、どれでしょうか。それは明らかでしょう。スキャルピングです。

しかし、スキャルピングが実際に過度な負担を与えているのかどうか、ユーザーの立場からは分かりません。取引所各社の判断にかかっています。

システムが極めて強く、スキャルピングをしても大丈夫ならば、「スキャルピングOK!」と明示して顧客を集めるでしょう。というのは、高頻度高回転売買をしたいというユーザーは一定数いると予想できるからです。

スキャルピングOK!と広報されていない取引所等でスキャルピングをするのは、取引の制限措置を受けるリスクがあるでしょう。

スキャルピングによる取引制限事例

実際に、ツイッター等で検索しますと、「よく分からないけれど取引が制限された」という趣旨の投稿を見つけることができます。この場合、取引が制限された理由が非開示であることも珍しくありません。

個別の例について、制限された理由は分かりません。

しかし、一般的には、スキャルピングをしてしまった可能性があるでしょう。あるいは、API取引で過度な売買をしてしまったり、そもそも自動売買が認められていないのに自動売買してしまったり、という理由があるかもしれません。

なお、仮想通貨の値動きは大きいので、結果としてスキャルピングのような取引になることがあるでしょう。この場合は、「スキャルピングをしてしまった!」と心配する必要はないでしょう。

というのは、短期間に数多く繰り返し取引する場合に、取引システムに負荷がかかってしまうと予想できるためです。単発は問題ないと予想できます。

FX(外国為替証拠金取引)の場合と似ている

この状況は、FX(外国為替証拠金取引)と似ています。FXの利用規約でも、システムに過度の負担を与える取引が禁止されています。そして、「スキャルピング禁止」と明示していないのも共通しています。

さらに、スキャルピング可能なFX口座では、「スキャルピング歓迎!」という趣旨で広報しています。

仮想通貨取引においても、スキャルピング歓迎!と宣伝されない限り、スキャルピングをしない方が安全でしょう。「取引所等に口座が凍結されてしまうかも・・・」と不安を抱えながら取引するのは、気持ちの良いものではありません。

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