仮想通貨関連ブログ PC版イメージ 仮想通貨関連ブログ スマホ版イメージ

仮想通貨取引所は、どのくらい稼いでる?-ビットポイントとコインチェック

コインチェックの仮想通貨盗難事件は、既に過去の話になった雰囲気があります。コインチェックが何百億円の損害額を一括で補償したのは、世の中の注目を集めました。

こうなると、「取引所って、どれだけ儲かるの?」が気になります。そこで、仮想通貨取引所がどれほど儲かっているのか、調べてみましょう。

ビットポイントとコインチェックの公開情報を利用

ただ、各取引所の収益を確認しようとしても、基本的にはできません。というのは、各社はこの種の情報を公開していないからです。

しかし、一定の情報を公開している会社があります。ビットポイント(BITPoint)です。というのは、ビットポイントの親会社はリミックスポイントです。リミックスポイントは上場会社です。

このため、一定の範囲で情報が公開されています。

また、マネックスグループがコインチェックを買収しましたが、この際にコインチェックの財務状況が公開されています。そこで、ビットポイントとコインチェックを比較しながら考察しましょう。

ビットポイントの収益力

リミックスポイントの決算情報から、ビットポイントの成績を引用します。期間は2017年4月から2017年12月までです。ビットコインを始めとする仮想通貨取引が大いに盛り上がった時期ですので、好成績を期待できるかもしれません。

第3四半期決算短信(2018年3月期):
売上高:およそ10億円
営業利益:およそ6億円

正直なところ、この数字は期待とは大きく異なるでしょう。コインチェックは、何百億円も現金で支払いました。また、2016年までは、仮想通貨の取引は大きくなかったでしょう。すなわち、2017年に一気に稼いだと予想できるからです。

ビットポイントも同様に大きく稼いだかと思いきや、そうではないようです。

コインチェックの財務状況

コインチェックはマネックスグループに買収されました。その際、マネックスグループはコインチェックの財務状況の概略を公開しています。2018年度の数字は不明ですが、2017年3月期までの成績は以下の通りです。

売上 営業利益 純資産
2015年3月期 1.23億円 △9百万円 9百万円
2016年3月期 85.11億円 0百万円 69百万円
2017年3月期 772.3億円 7.86億円 5.4億円

とても数百億円を支払えるように見えません。しかし、2018年3月期末において、何百億円の補償金を支払った後でも、純資産額は2017年3月期末を下回らないと見込まれています。

2017年4月~2017年末までの売上がいかにすごかったか?が予想できます。

ビットポイントとコインチェックの違い

では、両社で数字が大きく異なるのはなぜでしょうか。いくつかの理由が考えられます。

理由1:取引所と販売所

  • ビットポイント:取引所のみ
  • コインチェック:取引所と販売所

ビットポイントは取引所のみの運営ですが、コインチェックは販売所も運営しています。取引所の売買手数料は、両社とも無料です。差がつきにくいです。差がつくのは、販売所です。

コインチェックの販売所は、買値と売値の差が5%程度以上ありました。すなわち、仮想通貨を100万円分売れば、そのうち5万円以上を手数料収入にできた可能性があります。これは大きいでしょう。

理由2:スマホアプリ

  • ビットポイント:2018年に公開
  • コインチェック:2017年には利用可能

仮想通貨取引が最高に盛り上がった2017年後半に、スマホアプリが使えたかどうか?という差も大きいでしょう。コインチェックはその時期にアプリを使えましたし、その使い勝手の良さで高評価を得ていました。

PCを持たずスマホだけ持つ人が、コインチェックのスマホアプリを導入しただろうことは容易に予想できます。

一方、ビットポイントがスマホアプリを公開したのは、2018年に入ってからです。

理由3:広告戦略

  • ビットポイント:堅実
  • コインチェック:一気

広告戦略を一言で書くと、上の通りでしょうか。ビットポイントは、お世辞にも派手だとは言えません。堅実、さらに言えば地味です。一方、コインチェックは一気に攻めました。とても華々しい感じです。

どちらが良いというわけではありません。ただ、コインチェックは目立った分だけ、ハッカーの標的になったのかもしれません。セキュリティ対策が甘かったことも、事件後に分かっています。

なお、2017年当時、当サイト運営者はビットポイントに会社訪問して、意見交換しました。その際、ある質問をしました。「広告費を増額しない理由は?」です。

回答は、「システム投資やセキュリティ対策で予算を使ってしまうので、広告宣伝費まで予算が回らない」でした。結果論ですが、ビットポイントの堅実運営が成功していることを示しています。スマホアプリの投入が2018年になったのも、これが原因かもしれません。

ビットポイントの口座開設キャンペーン

なお、ビットポイントは、システム投資やセキュリティ対策で一定のレベルに到達したのでしょう。現在は、顧客向けキャンペーンを徐々に活発にしています。現在のキャンペーンをご案内します。

その1:口座開設キャンペーン

2018年4月30日までに口座開設し、2018年5月15日までに入金すると、3,000円分のビットコインをもらえます。このキャンペーンは期限を延長しながら続いていますが、5月以降も続くかどうかは分かりません。4月中に口座を作るのがお得です。

その2:スマホアプリ(iOS版)利用キャンペーン

2018年5月15日までにスマホアプリで取引すると、最大で3,000円相当のビットコインをもらえます。

どの取引所で売買しても、全く同じビットコインです。少しでも有利な取引所を使いたいです。

取引所等企業動向 記事一覧

ブログトップ
×
仮想通貨チャート一覧&価格一覧(リアルタイムレート)
×