ICO PC版イメージ ICO スマホ版イメージ
QUOINE LIQUIDロゴ

QUOINE(コイン)は、日本で取引所「QUOINEX(コインエクスチェンジ)」を運営している会社です。そのQUOINEが、2017年にICOを実施し、トークン(QASH、キャッシュ)を発行しました。

このICOで目指すもの。それは「世界単一市場」ともいうべき壮大な取引所の創設です。

QUOINEのICOの目的

歴史が長い株式売買でも、市場は統一されていません。東京証券取引所(東証)やニューヨーク証券取引所など、世界には数多くの取引所が独立して動いています。お互いに、株価の連携はありません。

同様に、通貨の交換(米ドルと円の交換など)の世界でも、単一市場は存在しません。巨大な市場であるにも関わらず、です。

しかし、QUOINEは、仮想通貨の世界で世界単一市場(取引所)を作ろうとしています。名前を「QUOINE LIQUIDプラットフォーム」と言います。とても壮大な計画です。なお、LIQUIDとは「流動性」という意味です。

世界単一市場が必要な理由

では、なぜ世界単一の市場(取引所)が必要なのでしょうか。必要だから、この壮大な計画を立ち上げたはずです。理由を確認しましょう。

現状1:取引所ごとに仮想通貨が売買されており、取引所間で連携がない

日本の取引所に限らず、取引所はそれぞれ独自に運営され、取引所間の価格調整機能はありません。このため、ビットコインという同じ仮想通貨であっても、取引所間で価格が異なります。

世界的に見ると、この価格差がとても大きくなることがあります。同じ仮想通貨なのに、です。

すなわち、ある顧客は、仮想通貨を割高に買わされていることになります。別の顧客は、割安に売らされていることになります。世界単一の取引所ができれば、適切な価格で売買できるようになります。

現状2:市場規模が小さい国の国民は、仮想通貨を自由に売買できない

これは、日本に住んでいると、なかなか気づかないかもしれません。日本という国、そして円は、世界で巨大な影響力を持っています。このため、仮想通貨の売買で不自由しません。

しかし、市場規模が小さな国の国民の場合、自国通貨を使って仮想通貨を買うのは容易ではありません。

では、日本に口座を作りましょうか。しかし、彼らにとって日本語は外国語です。また、日本という外国の法制度で作られた取引所を、どれだけ信頼できるでしょうか。通貨を円にして海外送金するだけでも一苦労です。海外送金手数料も高いです。

しかし、世界単一の取引所ができれば、この問題が解決します。

QUOINE LIQUIDプラットフォームの特徴

以上の問題意識を持って、QUOINE LIQUIDプラットフォームの開発が進められています。ここで、QUOINE LIQUIDプラットフォームの特徴を確認しましょう。世界単一取引所の実現に向けて、どのように問題点を解決しているでしょうか。

特徴1:自国通貨で売買可能

世界単一の取引所を使う人々は、それぞれ異なる法定通貨を使います。日本居住者でしたら、円でしょう。ユーロ圏の人々はユーロ、アメリカ合衆国でしたら米ドルでしょう。

ここで、取引例を考えてみましょう。

円を使ってビットコインを買いたい人(Aさん)がいるとしましょう。一方、売りたい人(Bさん)は、アメリカに住んでいます。ビットコインを売って、米ドルをもらいたいとしましょう。通貨が異なるので、このままでは約定できません。

しかし、QUOINE LIQUIDプラットフォームでは、約定できます。というのは、為替レートを使って、リアルタイムで注文を修正するからです。下の図は、イメージです。

QUOINE LIQUIDの役割

例えば、Aさんは円でビットコインを買いたいです。Aさんが見ているのは、円建ての注文板です。Bさんの売却希望は米ドル建てですが、自動で円に換算されて、Aさんの取引画面に表示されます。

すなわち、すべての注文を円建てで把握できます。

同様に、Aさんの買い注文は自動で米ドルに換算され、Bさんの取引画面に表示されます。もちろん、Bさんが見ているのは米ドル建ての取引画面です。そして売買が成立すると、Aさんは円で支払えばOK、Bさんは米ドルをもらえるという仕組みも完備します。

こうして、住んでいる国の通貨で制限されることなく、全世界の注文を1つにまとめることができます。巨大な流動性が実現します。

特徴2:市場規模が小さい国の国民でも売買可能

上の例では、円と米ドルで考えました。私たちは、ビットコインを円で売買するのに苦労しないでしょう(利食いするのは大変ですが)。よって、上の特徴1は、あまりピンとこないかもしれません。

しかし、市場規模が小さくて自国通貨で売買できない場合は、極めて素晴らしいシステムに見えるはずです。

自国通貨でまともに売買できず、海外取引所で口座を作るのも大変で、事実上取引をあきらめている人々は、世界中に大勢いるでしょう。しかし、QUOINE LIQUIDプラットフォームを使えば、全世界の注文を使って売買できるのです。しかも、自国通貨で。

これは、とても素晴らしいことです。

特徴3:世界中の取引所とつながる

QUOINE LIQUIDプラットフォームは、単独の取引所として機能しますが、世界中の取引所と連携する予定です。すなわち、世界中の取引所の売買情報が、QUOINE LIQUIDプラットフォームの取引画面に表示されます。

これが実現すれば、流動性の問題は解消するでしょう。

ビットコインだけでなく、マイナーなアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)であっても、十分な流動性を確保できると期待できます。

アルトコインの場合、日本で取引する場合であっても、流動性の小ささが気になることがあります。全世界の注文が一つにまとめられるならば、このような流動性の低い仮想通貨も自由に売買できると期待できます。

トークン「QASH(キャッシュ)」の役割は?

この壮大なプランを実現すべく、QUOINEはICOを実施しました。そして、トークン「QASH(キャッシュ)」が発行されました。

では、このトークンの役割は何でしょう。

この記事では、QUOINE LIQUIDプラットフォームの機能について、主要な点をご案内しています。これらに加えて、実に多彩な機能を実装する予定です。そのサービスを利用する際の手数料(あるいは、燃料)として利用されます。

そして、QASHそのものを売買することもできます。

このプラットフォームが全世界に広まると、QASHの需要が高まることが予想されます。QUOINEのこの野心的なビジネスを応援したい!という場合、QUOINEX(コインエクスチェンジ)でQASHを買うことができます。

ただし、期待するあまり、多額の資金を投入するのは止めましょう。ビジネスに絶対はありません。将来に期待する場合も、投入額は少しだけにしましょう。

なお、ICOの際に、ホワイトペーパーが公開されています。ホワイトペーパーには、このビジネスの概要が記載されています。日本語で書かれていますので、目を通しておきましょう。

仮想通貨のICOについて

×
BitcoinCash公開トレード
BCHの長期投資に挑戦
取引所の選択基準
トレード手法の説明
投資・トレードのリスクについて
長期保有できる方法
取引成績の報告
ウォレットの種類・作成他
ウォレット作成
ウォレットの種類・作り方
ビットコインの保管方法
PC・スマホにウォレットを作る
ビットコイン紛失事例(2件)
ハードウェア・ウォレット【Ledger】
ビットコインの入手方法
ビットコインの入手方法
ビットコインいくらから買える?
無料で確実にもらう方法Ⅰ
無料で確実にもらう方法Ⅱ
ビットコインの購入方法
ビットコインを円に換金・出金
ビットコイン投資、儲かる?
無料配布詐欺に注意!
ビットコインの送金について
送金のしくみ
公開鍵、秘密鍵、アドレス
ブロックチェーンとは?
採掘(マイニング)とは?
自宅PCでマイニング-結果は?
マイニングプールとは?
寄付・クラウドファンディング
ビットコインの仕組み・特徴
ビットコインで何ができる?
3分でわかる!ビットコイン
口座残高・取引履歴は全て公開
口座開設は誰でも自由に
管理者は誰がしてる?
ビットコインの価値
ブロックサイズ問題とは?
ハードフォークはナゼ起こる?
ビットコイン取引所・販売所
ビットコイン取引所
Mt.Gox事件とは
取引所の選択基準
スマホ破損時の対応方法
トレードについて
価格変動が大きい理由
価格差を利用した取引
ビットフライヤーのスマホアプリ
取引業者の特徴・比較
取引業者の特徴・比較(総論)
bitFlyerの特徴
Coincheckの特徴
DMM Bitcoinの特徴
bitbankの特徴
BITPointの特徴
GMOコインの特徴
DeCurretの特徴
Liquidの特徴
SBI VCの特徴
各種手数料の比較
取引可能な仮想通貨の比較
レバレッジ取引の条件比較
ビットコインのスプレッドとは
強制ロスカットになりづらい口座
安全のための取り組み
仮想通貨の取引口座
口座を開設してみよう
DMM Bitcoin口座の作り方
GMOコイン口座の作り方
bitbank口座の作り方
Coincheck口座の作り方
DeCurret口座の作り方
Liquid口座の作り方
BTCボックス口座の作り方
BITPoint口座の作り方
bitFlyer口座の作り方
仮想通貨取引で有利な銀行口座
仮想通貨のチャート分析
何を頼りにトレードするか?
半値戻し-基本~実践
上値抵抗線・下値支持線
三角保ち合い(ペナント)
bitFlyerの高機能チャート
「相場の見通し」の作り方
フラッシュクラッシュ
DMM Bitcoinの比較チャート
仮想通貨の運用方法
ビットコインのトレード方法
含み損リスクを抑える買い方
含み損の問題を解決する
相場を読まずにトレードする方法
成功パターンを身につけよう
貸仮想通貨サービス|GMOコイン
仮想通貨を貸付して利息をもらう
信用取引で低リスクな裁量取引
ビットコインを堅実に増やす方法
ビットコインの自動売買~QUOREA
板情報で取引【BITPoint】
ビットコインのスキャルピング手法
仮想通貨のFXについて
仮想通貨の証拠金取引(FX)
レバレッジ
bitFlyerFXの有意性
スワップポイントとトレード手法
FXと現物取引の価格差について
FX先物取引とは
FXと仮想通貨の融合トレード
リスクの低いビットコイン投資
SBIFXトレードの特徴
マネーパートナーズの特徴
仮想通貨の時価総額など
激変!仮想通貨のシェア【2018年版】
コイン価格は上昇するか?
ビットコインの現状【2017年7月版】
【2017年】仮想通貨の時価総額
【2016年】仮想通貨の時価総額
ビットコインその他
Coincheckでんき
ビットコインの決済サービス
法人向けサービス:bitWire SHOP